“買い時”はまさにこれから? 「自転車」購入でお気に入りの1台を賢く選ぶ方法とは
暑さも和らぎはじめ、涼しくなってくると自転車をはじめてみようかと考える人も多いのではないでしょうか。購入を検討する際に、知っておきたい基本を紹介します。
お気に入りの1台を賢く選ぶ
そろそろ秋の気配を感じ、異常な暑さも過ぎ去ると自転車に乗るにはちょうどいい季節の到来です。これから通勤・通学に使おうと思っている人も、趣味としてサイクリングを楽しんでみたいと考えている人も、まずはお気に入りの1台を探すところからスタートです。
ただ、いざ購入しようと思うと、サイズや購入方法など、意外と迷うポイントが多いものです。失敗しないために、購入前に押さえておきたい基本を紹介します。
自分の身体に合ったサイズを選ぶ
自転車を選ぶときに意外と見落とされがちなのが、自転車のサイズです。デザインや色で気に入った1台を見つけても、自分の体に合っていなければ力がうまく伝わらず、快適に乗りこなすことができません。靴を選ぶ時とと同じように、自転車もサイズが大切です。
一般的な街乗り用の自転車(シティサイクル)の場合、サイズはタイヤの大きさ(インチ)で表記されます。身長を目安にすると、135~150cm程度であれば24インチ、150~175cm程度であれば26インチ、175cm以上であれば27インチあたりがフィットしやすいですが、これはあくまで目安であり、手足の長さには個人差があるので注意が必要です。
実際に確認したいのが、停車時に無理なく地面に足が届くかどうかと、サドルに座ってペダルを一番下にしたときの足の状態です。膝が軽く曲がるくらいが、力がスムーズに伝わる理想的な状態です。サドルの高さを調整して、このバランスを確認することが大切です。
ロードバイクやマウンテンバイクなどのスポーツ車の場合は、タイヤサイズではなくフレームの大きさで選ぶことになります。メーカーや用途によって適正サイズが異なるため、可能な限り実物を見て、店頭でフィッティングしてから購入することをオススメします。
どこで購入するのか
自転車の購入は大きく「実店舗」と「ネット通販」のふたつに分かれ、それぞれにメリット・デメリットがあります。
実店舗の最大のメリットは、実物を見て触れることができる点です。専門知識を持ったスタッフに直接相談できますし、サイズのフィッティングもその場でしてもらえます。購入後のアフターサービスも充実していることが多く、定期的な点検や万が一の故障時にもすぐに持ち込めるという安心感があります。
一方で、店頭に置ける在庫には限りがあるため、希望の色や仕様がすぐに見つからないこともあります。
ネット通販の魅力は、豊富な品揃えと価格の安さです。実店舗に比べて運営コストが低い分、同じ自転車でも安く手に入ることが多いです。ただし、実物を確認できないため、サイズ選びには注意が必要です。
また、自宅に届いた自転車は自分で最終的な組み立てをする必要がある場合が多く、基本的にはハンドルの固定とペダルの取り付けが必要になります。ここで特に気をつけたいのが、ペダルの左右です。
右ペダルは時計回りで締まる通常のネジ山が刻まれていますが、左ペダルは反時計回りで締まる「逆ネジ」になっています。間違えて取り付けるとネジ山が潰れてしまう恐れがあるので、必ず「L」(左)と「R」(右)の表記を確認します。
なお、ネット通販で購入した場合は自分で防犯登録をすることになります。防犯登録は義務であり、登録していない場合は盗難時の回収が困難になります。購入サイトで登録まで対応してくれる場合もありますが、そうでない場合は、自転車店で登録することができます。
購入タイミングのヒント
自転車の販売は春先が最も活発なシーズンです。新生活に合わせて購入する人が多いため、人気の車種は在庫が不足したり、納品まで数カ月待ちになることも珍しくありません。

その点、秋から冬にかけては比較的ゆっくりと選ぶことができます。また、新モデルのリリースに合わせて旧モデルが値引きされることもあるので、お財布にやさしい買い物ができるチャンスでもあります。
来春からの通勤・通学に備えて、今のうちに準備しておくのも賢い選択と言えるでしょう。




