アクセルの開き具合を検知する! エンジンの状態を適切に制御する「スロットルセンサー」とは?
バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。今回は「スロットルセンサー」についてです。
スロットルバルブの開度を検知する電子部品
バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。今回は「スロットルセンサー」についてです。
スロットルセンサーとは、エンジンに取り込む空気の量を調整するスロットルバルブの開き具合を検知する装置です。
一般的には「スロットルポジションセンサー(TPS)」と呼ばれ、スロットルバルブがどの程度開いているかを電気信号に変換し、エンジンを制御するコンピューター(ECU)などに伝える役割を持っています。
現在のインジェクション車では、ECUがスロットル開度に加え、エンジン回転数や吸入空気の状態など、さまざまな情報をもとに燃料噴射量や点火時期を制御しています。

スロットルセンサーはその判断材料となる重要な部品で、アクセルを急に開けた際などにも、運転状況に応じた適切な制御を行うために利用されています。
また、スロットルセンサーはインジェクション車だけの装備ではありません。一部のキャブレター車にも採用されており、スロットル開度の情報を点火時期の制御などに利用しています。ただし、キャブレター車では燃料の供給そのものを電子制御しているとは限らず、センサーの役割は車種によって異なります。
なお、電子制御スロットルを採用したバイクでは、アクセルグリップの操作量を検知するセンサーと、実際のスロットルバルブの開度を検知するセンサーが別々に設けられる場合があります。
スロットルセンサーに異常が発生すると、加速不良やアイドリングの不安定などにつながることもあります。このように、スロットルセンサーはエンジンの状態を適切に制御し、スムーズな走行を実現するために欠かせない部品なのです。










