新車154万円で空力性能は「YZF-R6」超え! アグレッシブな「マットダークブルー」も登場したヤマハ「YZF-R9」2027年モデル発売!

ヤマハは、2027年モデルの新型「YZF-R9」を2026年9月30日より順次発売します。

優れた空力性能と電子制御の融合

 ヤマハは、2027年モデルの新型「YZF-R9」を2026年9月30日より順次発売します。

 このモデルは、最高出力120PS/10000rpm、最大トルク93N・m(9.5kgf・m)/7000rpmを発揮する排気量888ccの水冷DOHC直列3気筒「CP3」エンジンを核として、最新の電子制御技術と専用設計の車体を融合させた一台です。

 搭載されるエンジンは、軽量かつスリムでコンパクトな設計でありながら、素早い燃焼によって高いトルクを発生させ、優れた燃費性能も両立しています。吸排気音のチューニングにも注力されており、低回転から高回転までエンジンのキャラクターを体感できる官能的なサウンドを奏でます。

 車体にはアルミ製デルタボックスフレームが採用されています。2024年型「MT-09」のフレームをベースに剛性バランスが見直され、しなやかさと高い安定性を両立させました。フレーム単体の重量は約9.7kgで、ヤマハのスーパースポーツモデルである「YZF-R1」や「YZF-R6」の歴史の中で最も軽い数値を達成しています。車両重量は195kgで、リアフレームとリアアームにはMT-09のものが用いられ、扱いやすいハンドリング性能に寄与しています。

 ライディングポジションは、サーキットからストリートまで多様な場面に対応できるよう、「YZF-R7」と「YZF-R6」の中間的な設定となっています。

 フロントカウルに設置されたウイングレットは高速域での安定性向上に貢献し、空力性能を示すCd・A値は、これまでヤマハのスーパースポーツモデルで最も空気抵抗が少ないとされてきたYZF-R6を上回る優れた値を記録しました。

ヤマハ「YZF-R9」2027年モデル
ヤマハ「YZF-R9」2027年モデル

 足回りには、前後ともに専用セッティングが施されたKYB製サスペンションが備わります。フロントには新SDF構造、リアには二輪車で世界初となる微低速バルブを採用し、滑らかで安定したストロークと卓越した接地感を実現しています。

 ブレーキは、フロントにブレンボ製モノブロックキャリパー「Stylema」とΦ320mmの大径ディスクを組み合わせることで、強力かつ安定した制動力を確保しました。タイヤはブリヂストン製「BATTLAX RACING STREET RS11」が装着されます。

 電子制御システムには6軸の「IMU」(Inertial Measurement Unit)が搭載され、車体の姿勢を正確に検知します。その情報を基に、バンク角を反映したトラクションコントロールシステムやスライドコントロールシステム(SCS)、リフトコントロールシステム(LIF)などが作動します。これらの介入レベルは「YRC」(Yamaha Ride Control)によって一括または個別に調整が可能です。

 インストルメントパネルには視認性の高い5インチのフルカラーTFTディスプレイが採用され、速度やタコメーターといった基本情報はもちろん、4種類の表示テーマから好みに合わせて選択できます。スマートフォンとの連携機能「Y-Connect」にも対応しており、着信通知の確認や、専用アプリ「Garmin StreetCross」を使ったナビゲーション画面をメーターに表示させることも可能です。

 このほかにも、シフトアップとダウンの双方に対応するクイックシフターやクルーズコントロールシステム、USB Type-C充電ソケット、任意の速度に制限できるYVSL (Yamaha variable speed limiter)など、快適性や利便性を高める機能が数多く盛り込まれています。

 2027年モデルで新たに設定されたカラーは「ブラック」と「マットダークブルー」の2色で、ブラックはブラックメタリックのワントーンで落ち着いた品のある外観を表現し、幅広い世代に向けたカラーリングとなっています。モデルロゴにグレーを配することで、洗練された印象を与えます。

 マットダークブルーは深みのあるつや消し紺をベースカラーとし、鮮やかなバーミリオン(朱色)を差し色としてカウルにあしらい、ホイールやフロントフェンダーも同色でまとめることでアグレッシブでスポーティな雰囲気を演出しています。ストリートシーンでの存在感を重視した、若年層向けのカラーリングです。

 なお従来からの「ブルー」も継続されるため、全3色の展開となります。

 価格(消費税10%込)は154万円で、「マットダークブルー」のみ2027年1月29日の発売です。

 3気筒エンジンが持つ独自のキャラクターと高い実用性を兼ね備えたこの一台は、多くのライダーを惹きつけるモデルとなることでしょう。

【画像】個性的なマットダークブルーに注目!! ヤマハ「YZF-R9」2027年モデルを画像で見る(30枚以上)

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