3気筒エンジンに独特のスタイリング 希有な存在のヤマハ「MT-09 SP」は完成度の高いスポーツネイキッドだった 身長183cmの筆者(松井勉)がシート高820mmの車体にまたがった状態 フロントフォークには左右両側に伸側と圧側の減衰力調整機構とスプリングプリロードアジャスターを装備するKYB製サスペンション、リアサスペンションにはスプリングプリロードを容易に調整可能なオーリンズ製を装備 特徴的な顔立ちのLED4灯ヘッドランプは、中心の2灯が常時点灯、両端2灯がハイビームとなるシャープな2眼デザイン モタード的なライディングポジションを形成するワイドなハンドルバーにはシンプルかつ使い勝手の良いスイッチボックス、メーターパネルは右側へオフセットして装備 「SP」専用の黒地盤面に白文字が浮かびあがる小型フル液晶マルチファンクションメーター。各種インジケーターはパネル上部に集約し、デジタルバー表示のタコメーター、大きく表示するギアポジションインジケーターなど視認性に優れる 前後に短く内膝のフィット部分が深くえぐられた形状の燃料タンクはハイオク満タンの14リットル容量 前後一体型のスリムなシートは内腿のフィット部分までカバーする形状。発進時、制動時に優れたフィット感を実現 シート後端部にはテールランプとウインカーのみとすることでリアまわりをシャープですっきりとした印象とし、車体中心部の塊感を強調 クラッチ操作無しでシフトアップ操作をアシストする「QSS(クイックシフトシステム)」装備。エンジン回転数が4000以上で作動する フロントブレーキにはフローティングマウントの298mm径ディスクにラジアルマウントの対抗4ピストンキャリパーをダブルで装備 リアブレーキは245mm径のディスクにピンスライド式シングルピストンキャリパーの組み合わせ スイングアームにマウントされたアルミ鍛造ステーの片持ちリアフェンダーにはライセンスプレートもセットとすることで車体全体の特徴的なデザインに寄与 ヤマハ「MT-09 SP」に試乗する筆者(松井勉) ヤマハ「MT-09 SP」(2020年型)カラー:ブラック 排気量845ccの水冷直列3気筒DOHC4バルブエンジンを搭載 弾けるようなスポーツ性を秘めながら落ち着いた走りも退屈することが無く高速道路のクルージングもストレスフリーという希有な存在 この画像の記事を読む バイク不足で高騰中!愛車の相場を調べてみる>> 画像ギャラリー