ドラッグレースの1/4マイルで5秒台を目指す 3100cc・1200馬力を叩き出すスーパーチャージャーを備えたモンスターマシン よくドラッグレーサーを指して『ロー&ロング』という車体のシルエットが形容されますが、ご覧のようなサイドビューからのカットからの方が、その大きさがより強く伝わるかもしれません。ホイールはフロント17インチ、リアが15インチ。ネック角は45度となっています。 幅14インチのドラッグスリックが圧倒的な迫力を醸すリアビューの姿。ちなみにタンクは通常のハーレーと異なり、メインフレーム上ではなくシート下とのこと。またEKチェーン製のチェーンの太さは630サイズでプレートが4枚という構造。ハーレーで使用されている一般的な530チェーンと比較すると驚くほどの極太サイズですが、このようなトップフューエル専用品でないと、いとも簡単に千切れてしまうとのことです 幅14インチのドラッグスリックが圧倒的な迫力を醸すリアビューの姿。ちなみにタンクは通常のハーレーと異なり、メインフレーム上ではなくシート下とのこと。またEKチェーン製のチェーンの太さは630サイズでプレートが4枚という構造。ハーレーで使用されている一般的な530チェーンと比較すると驚くほどの極太サイズですが、このようなトップフューエル専用品でないと、いとも簡単に千切れてしまうとのことです 幅14インチのドラッグスリックが圧倒的な迫力を醸すリアビューの姿。ちなみにタンクは通常のハーレーと異なり、メインフレーム上ではなくシート下とのこと。またEKチェーン製のチェーンの太さは630サイズでプレートが4枚という構造。ハーレーで使用されている一般的な530チェーンと比較すると驚くほどの極太サイズですが、このようなトップフューエル専用品でないと、いとも簡単に千切れてしまうとのことです 一般的なカスタムハーレーの場合、キャブとマフラーサイドではない車体左側だと、どちらかというと地味な印象となってしまいがちですが、『TPPトップフューエルハーレー』の場合、ご覧のとおりの佇まい。左右対称のエキゾーストやプロチャージャーとインジェクションをつなぐ極太のパイプ、クラッチやプライマリー、過給機につながるプーリーなど圧巻の姿を見せつけます 重松氏曰く「NA(自然吸気)のレーサー時代にもレース後半での速度の伸びが必要に感じていた」という理由から装着されたプロチャージャーは言葉どおりスタートダッシュ時には加給をかけず、後半にかけてブーストがかかるようタイマーセットされたもの。加給圧もあえて低めに設定しているそうで「他の過給機付きレーサーが2kgf/cm2くらいのところ、あえて0.7~1kgf/cm2に抑えている」という。ストリート用のプロチャージャーを多くの車両に取り付けたメカニックとしての経験が、こうした仕様にも息づいています シート下に備えられた15L容量のタンクのナイトロメタンはカムギアに直結されたウォーターマンレーシング製ポンプでインジェクションに送り込まれるのですが、1レースでほとんどの燃料を使い切るとのこと。3100cc+過給機のパワー1200馬力というスペックはもちろん、燃費に関しても怪物級です 装飾性的な要素は皆無ながらハンドル周りのルックスはご覧のとおり強烈なもの。左右のレバーはどちらもブレーキ用で右グリップに備えられたピンがあるスイッチが始動時のアルコールとナイトロメタンの切り替え。物々しい雰囲気の左グリップ周りは左上のスイッチを入れると燃料が燃焼室に送り込まれ、その右のボタンはアイドリング時に過剰に流れ込む燃料を抑える為のアイドルフューエルボタン、下の黒いレバーが1速、2速の切り替えとなっています。シフトや過給機の加圧はスロットルを捻ると連動するタイマーによって動きが設定されているとのことです 3100ccエンジンのビレット(削り出し)ヘッドはウルトラプロマシニング製。プラグホール横の黒いホースは始動時のアルコール燃料用で燃焼室へ直噴される構造。エンジンを始動し、しばらくアイドリングさせてからナイトロメタンに切り替え、左グリップのスイッチ類を操作し、バーンナウトからスタートという流れでレースに挑みます エンジンとミッションを繋ぐ極太のプライマリーベルトは意外にも短いサイズ感。約1200馬力の強烈なパワーを受け止めるクラッチには遠心力で開くロックアップが装着されているのですが、この『重り』によってクラッチ板が押し付けられ、“滑り”を防止するノウハウは重松氏がリリースする“VPクラッチ”に活かされています プロチャージャーとインジェクターを繋ぐ吸気パイプとも呼べる箇所に取り付けられたコチラのパーツは過給機のブローオフバルブ。アクセルのスロットルに連動したインジェクター横のタイマースイッチが入るとあらかじめ設定された時間(たとえば2秒後など)にこのパーツ内部のバルブが閉じ、徐々に加給圧が掛かるという構造になっています。ミッションの変速も同じくタイマーで設定されているとのことです 他メーカーのモデルと比較してクラッチレバーが重いハーレーですが、それを最大で50%軽減し、さらには滑らない構造を持つ“VPクラッチ”の生産と販売が重松健氏のメインビジネス。ドラッグレーサーのロックアップ機能を応用したこのパーツはご覧のとおり重松氏が自らCNCマシンを使い、生産。優れたクラフトマンであり、メカニックという顔も持つ人物です。その最新モデルが TPP 070 VPC-Ultimate TCで国際特許を取得したプレッシャープレートの遠心機構を内蔵。ノーマルのH-D TC110の場合、クラッチを握る圧力が約8.4kgかかるのですが、それが約3.8kgに軽減。握り心地とキレ、エンジンのパワーを確実にミッションへ伝達する性能などが高い評価を受けています 他メーカーのモデルと比較してクラッチレバーが重いハーレーですが、それを最大で50%軽減し、さらには滑らない構造を持つ“VPクラッチ”の生産と販売が重松健氏のメインビジネス。ドラッグレーサーのロックアップ機能を応用したこのパーツはご覧のとおり重松氏が自らCNCマシンを使い、生産。優れたクラフトマンであり、メカニックという顔も持つ人物です。その最新モデルが TPP 070 VPC-Ultimate TCで国際特許を取得したプレッシャープレートの遠心機構を内蔵。ノーマルのH-D TC110の場合、クラッチを握る圧力が約8.4kgかかるのですが、それが約3.8kgに軽減。握り心地とキレ、エンジンのパワーを確実にミッションへ伝達する性能などが高い評価を受けています 3000ccを超える排気量のナイトロエンジンとプロチャージャーを組み合わせた『TPPトップフューエルハーレー』。1200馬力を超えるパワーと2m30を超すホイールベースの車体が醸す雰囲気は、掛け値なしに怪物です まるで工業地帯のコンビナートのようなムードを醸すエンジンはボア4.75インチ×ストローク5.25インチの3100cc。車体前方に取り付けられたプロチャージャー&ツインインジェクターのトップフューエルでパワーは約1200馬力、トルクは300kgf・mという驚愕のスペックを発揮します 重松健(しげまつ たけし)1965年生まれ 愛媛県出身。アメリカ・アリゾナ州のメカニックスクールである“MMI”に在学中の1992年にドラッグレースに出会い、ストリートクラスに参戦した後、日本に帰国後、ガソリン仕様のプロストックレーサーを製作。日本でドラッグレースの普及につとめる。また1998年に再び渡米し、プロフューエルクラスのレーサーを入手。練習走行を経て最初に参戦したAHDRA(アメリカのハーレーのみで開催されるドラッグレース団体)で7.25秒のタイムを叩きだし、デビュー戦にして日本人初の優勝を果たす。2002年からは最高峰のクラスである“トップフューエル”にステップアップし、2007年にはAHDRAへフル参戦。バンス&ハインズレーシングのダグ・バンシルと年間チャンピオン争いを展開。その後2008年よりスポット参戦での“最速タイム”に目標を切り替え、2017年にジョージア州のバルドスタレースウェイで開催された“マンカップ”でハーレー史上最高となる6.021秒のタイムをマーク。2019年には全米最大のドラッグレース団体であるNHRAでも6.10秒のレコードを樹立する。名実ともに世界の舞台で活躍するトップドラッグレーサーです マフラーは2インチの極太パイプを左右対称でご覧の位置に装着。走行時にはエンドから強烈な炎を噴き上げるのですが、これは「排気効率を考えつつも炎を身体から離す為にあの形状にせざるを得なかった」とのこと。また排気口を斜め上にセットする理由は排圧をかけて、その力を後輪に伝え、グリップ力を高める為とのことですが、その排気圧力はアクセル全開で100kgもの力がリアタイヤにかかるそうです。ツインで装着されたインジェクターも同じように車体の左右にセットされています 関連記事 ここはバイクの海!? 業者専用のオークション会場へ潜入! (PR)BDS まさかの40万円ダウン!! 往年の味わいと現代的な扱いやすさを両立 ハーレーダビッドソン「ナイトスター」は今が買い!? あの巨摩郡の愛車が令和に復活!? ライダー必見のエモ動画も (PR)バイク王 「真っ赤でめちゃくちゃ派手だな」「タイでは人気?」「思ったよりも安い」など反響 タイ仕様の「スーパーカブ」オリジナルカスタムに注目集まる バイク業界大手の知られざる裏側、岡崎市の拠点にメディア初潜入 (PR)RED BARON この画像の記事を読む あの巨摩郡の愛車が令和に復活!? 必見のエモ動画も なぜ「あの店」は旧車に強いのか? 拠点を初公開 バイク不足で高騰中!愛車の相場を調べてみる>> 画像ギャラリー