「アメリカの象徴」ハーレーダビッドソン本社で活躍する最初にして唯一の日本人デザイナー ダイス・ナガオ氏にインタビュー ~前編~

ソフテイル・ローライダーS開発前のアートワークはご覧のように車両が持つパワー感や疾走感が分かりやすく伝わるイメージ。確かにこれならスタッフたちと同じ車両開発に向かう“夢”を共有することも分かりやすいだろう。1つの作品として見ても秀逸です
いにしえのヒルクライム・シーンと現代的なミルウォーキーエイトを組み合わせたコチラのラフスケッチ。120年近く歴史を紡いできたハーレーダビッドソン社の伝統を感じさせる一枚で
ラフスケッチを経て最終的なイメージはコチラのような写実的なアートワークでも表現。現在、H-D社も新型コロナウィルス、COVID-19の影響を受け、一部がリモートワークとなっているそうですが、スタッフそれぞれの家からニューモデルの開発は続行中。現在進行形とのことです
ダイス・ナガオ 1971年生まれ。千葉県出身。地元にある流通経済大学付属柏高校を卒業後に留学し、アイオワ州の大学を経てカリフォルニアのパサディナにあるアートカレッジセンター、トランスポートデザイン科で四輪のデザインの基礎を学ぶ。2002年、卒業後には米国法人の“Honda R&D Americas”モーターサイクル部門に入社し、2012年からハーレーダビッドソン本社に勤務。最初にして唯一の日本人社員となる。また入社後は2016年モデルのスポーツスター・アイアンを皮切りに数々のモデルのデザインを担当。ダイナ、ミルウォーキーエイトともにヒットモデルとなったローライダーSや2017年以降のツーリング系モデルCVO(カスタムヴィーグルオペレーションの略 H-D社の純正コンプリートカスタム)など生み出した車両は多岐に渡る。H-D社の役職はリードデザイナーで本名は長尾大介(写真提供:Harley-Davidson, Inc.)
ダイス・ナガオ 1971年生まれ。千葉県出身。地元にある流通経済大学付属柏高校を卒業後に留学し、アイオワ州の大学を経てカリフォルニアのパサディナにあるアートカレッジセンター、トランスポートデザイン科で四輪のデザインの基礎を学ぶ。2002年、卒業後には米国法人の“Honda R&D Americas”モーターサイクル部門に入社し、2012年からハーレーダビッドソン本社に勤務。最初にして唯一の日本人社員となる。また入社後は2016年モデルのスポーツスター・アイアンを皮切りに数々のモデルのデザインを担当。ダイナ、ミルウォーキーエイトともにヒットモデルとなったローライダーSや2017年以降のツーリング系モデルCVO(カスタムヴィーグルオペレーションの略 H-D社の純正コンプリートカスタム)など生み出した車両は多岐に渡る。H-D社の役職はリードデザイナーで本名は長尾大介(写真提供:Harley-Davidson, Inc.)
「本来は口下手なのでインタビューで長々と語れるタイプではないのですが……スケッチにこだわるのも、それが理由かもしれません」というダイス・ナガオ氏ですが、たしかにそんなポリシーを感じさせるのが彼によるデザインスケッチ。このように分かりやすく車両イメージが伝わるものとなっています(資料提供:Harley-Davidson, Inc.)
2016年にナガオ氏がデザインしたスポーツスター・アイアンとハーレーダビッドソン社の面々。ちなみにデザインチームは現在、26名で役職が4段階に分かれているとのこと。エントリーレベルがアソシエート、次がデザイナー、その上がシニアデザイナーで更に上の役職がリードデザイナーとなっており、ナガオ氏はリードデザイナーとのこと。また車体プラットフォームごとにプロジェクトを統括するマネージャー数名、そしてデザイン室長によってニューモデルのデザインが進められるそうです(写真提供:Harley-Davidson, Inc.)

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