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来た!観た!感じた!全日本ロードレース選手権JSB1000マシン! ~リターンライダーKANEKO’S EYE~

クルマ業界に25年以上。ドライビング・インストラクターや自動車に関する研修トレーナーをしている経験を活かし「ブランド」「商品」「こだわり」「疑問」など、現在のバイク界をピュアな目線でレポートします。今回は、初めて観戦した全日本ロードレース選手権JSB1000!

サーキットへ足を運ぶと今までとは違ったバイクへの興奮が!!

 いよいよその日がやって来ました! 大型免許を所有してから、観に行ってみたかった全日本ロードレース。8月のツインリンクもてぎ戦は、最高峰の「JSB1000クラス」と4輪レースの最高峰「スーパーフォーミュラ」が同時開催される2&4レースとなれば、それはもう俄然テンションが高まります。自分としても4輪ビッグレースの観戦自体が本当に久しぶりで、しかも予選/決勝の2日間を自由に観戦するというのはおそらく初めて! もう行く前からドキドキバタバタ、そしてなにもかもが新鮮な気持ちで当日を迎えました。

鮮やかな色使いのトランスポーターがずらりと並びます

 サーキット・パドックに到着すると、2輪ワークス系やスーパーフォーミュラのトランスポーターがドンと置いてあり、やはりビッグレースの雰囲気が満開です。

 最初にマシンに近づけたのはピット前エリアを開放する「ピットウォーク」の時。初めて目の前に見るJSB1000のマシン達。ひとことで表すと「強烈にカッコイイ」です。マシン全体から何かオーラが出ていて、それを強烈に感じます。当日は猛烈な暑さの中、可能な限り各マシンのチェックしてみると、パーツひとつずつが芸術品に見えてきて、それが集合体となってオーラを感じさせている。「これはチェックに時間がいくらあってもたりない…」と思うほどでした。

 しかし、その中には不思議な気持ちもまたありました。JSB1000は市販車をベースとしているレギュレーションなので、当たり前のことなのですが、強烈な存在感を放つマシン達、キラキラと輝きを魅せるパーツ達、それらが身近にも感じられたことなんです。

Team HRC CBR1000RRのライトはカラーリングが施され市販車をイメージさせています

 バイクの車両本体では、カウルにも市販モデルをイメージさせるライトの装飾が施されているし、マフラーはどこのメーカーだとか、ダンパーはどこのブランドだとか、ブレーキやクラッチのマスターシリンダーがどんなモノが使用されているのだとか、ステップは?など色々チェックしてみると、もちろんスペシャルの存在はあるのかもですが、でも基本はいつもバイク量販店で「うわー、この部品カッコいい、自分もいつかは…」とウィンドウを覗き込んで憧れて見ていたパーツ達でもあったのです。様々なパーツが、実際に自分の所有するバイクに装着しようと思えば可能なモノが多くみられ、すごく身近にも感じられたんです。

 4輪レースですと、トップカテゴリーになるに従って、市販車からはかけ離れてしまう部分が多いのですが、バイクは市販車に近い部分が残されているので、それも大切な魅力のひとつのように感じます。

2輪レースの車両は、市販車に近い作りのため自分のバイクの参考になります

 それを見ているだけでも何か夢が広がるというか、全日本の頂点のクラスが使用しているパーツを自分のバイクに装着して、その効果や恩恵、使い心地を自分自身でも確認し満喫することができるなんて「なんて夢のある話なんだろ」と先を考えるだけでワクワク。

 いやはや、それにしてもJSB1000のマシンを前にしただけでもこの興奮。この後もどんな興奮が待っているのか、やっぱりサーキットに足を運んでみるモンですね!

【了】

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Writer: 金子陽一

トップドライバーを目指し自動車レースに参戦。幾度かの資金難から挫折しかけたところをチューニングカー雑誌の編集部に拾われ、タイムアタック/レポートドライバーを担当。現在、それらの経験を活かし自動車ブランドが開催するドライビングレッスンのインストラクター、そして販売店スタッフ向けの研修トレーナーとしても活躍中。学生時代に乗っていたバイクからはしばらく離れていたが、近年、最新バイクの進化、またバイクを取り巻く最新アイテムの進化に感動しバイク熱が復活。大型自動二輪免許も取得。クルマで経験してきたセンサーを活かして「バイク」「ブランド」「アイテム」「こだわり」など、最新のバイク界をピュアな目線でレポートする。

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