女優でバイク女子の小野木里奈ちゃん アルパインスターズのライディングギアに驚く!?
ライディングギアは安全性を重視した作りでライダーをサポートします。バイク用のアパレルには知らないことが多いという女優でバイク女子の小野木里奈さんが、アルパインスターズの製品説明会でいろいろ聞いちゃいました。
ライディングウェアは知らなかったことがいっぱい!!
ライディングギアをたくさん作っているイタリアの老舗アパレルブランド『Alpinestars(アルパインスターズ)』は、プロのトップクラスのライダーたちにもレーシングスーツやブーツなどでサポートしているそうです。そのアルパインスターズのメディアセッション(製品説明会)に行ってきました。
これまでバイクとは関係のないアパレルブランドの展示会には足を運んだことがありましたが、バイク用アパレル、ライディングギアは初めてです。
私(小野木里奈)も取材や撮影でバイクに乗る際は、バイク用のジャケットやシューズを着用していますが、アルパインスターズのライディングアパレルは、私が着用していたものとだいぶ違います。
ジャケットにはプロテクターが装備されていたり、生地の素材や縫い方など全てバイクに乗ることを想定した作りで、安全性や動きやすさを重視したものになっています。
試しにジャケットに袖を通してみると、プロテクターが肩や肘の位置に自然と収まるようになっていますし、簡単に取り外すこともできるようになっています。ライダースジャケットの王道“革ジャン”からスポーツタイプまで、幅広く揃っていました。
ボトムス(パンツ)も見てみると、プロテクターが装備されているものだけでなく、一見日常生活で履いているスウェットパンツのようなものもありました。
スウェットって、生地がとても柔らかいのが特徴ですよね。でもバイク用は柔らかいだけでなく、防御性能に優れた特殊な生地を採用しているそうです。個人的にはこのスウェットパンツが一番印象的でした。着脱が楽ですし、他のライディングパンツよりも着心地が良さそうです。
シューズも、私の今までのイメージでは、やはりライダースブーツを思い浮かべてしまいます。少しヒールのあるかっこいいデザインのブーツです。ですが、今のライディングシューズはカジュアルなデザインのスニーカーもたくさんあって、私自身も履かせて頂いてます。
ギア操作のため、甲側の親指あたりが丈夫に作られています。そしてこちらも、全体的に安全性を考慮した頑丈な作りになってるように感じます。
でも普段使いもしたいくらい履き心地は良いですし、服装も選ばないおしゃれなデザインなんです。ちなみに私が使っているバイク用のスニーカーは、ジーンズテイストの生地でどんな服装でも合わせやすいので気に入っています。
こうやっていろいろなライディングアパレルをチェックしてみると、ジャケットのデザインもバイク用というより、普段使いもできるようなデザインのものがたくさんあります。バイクに乗らないときはプロテクターを外して、少し軽くして着てみたりと活用できますね。
ウェアにエアバッグも装備!?
スタッフさんのお話を聞いていると、エアバッグがついたウェアもあると実物を見せていただきましたが、すごいものでした。これが出来るまで長い年月をかけて研究されてきたそうです。
バイクは車と違って身体がむき出しになっていますし、どんなに気を付けていても事故に巻き込まれたら大きな被害を受けます。そのため、このプロテクターはバイク業界でも注目の技術だそうです。
それから製品説明のときに、スタッフさんの口から時折出てくる「ベンチレーション」というキーワードは全く馴染みがなく、とても気になりました。バイク用アパレルのカタログを見ると、色んなところでこの言葉が出てきます。
走行風を取り込む部分のことで、ジャケット内の換気を良くすることを指すそうです。これがライディングウェアにとってはとても重要なのだとか。
スタッフさんのお話を聞いていると、バイクのウェアはあらゆるシチュエーションを想定して、研究を重ねて作られていることがわかりました。プロテクターや繊維、裁縫へのこだわりなどは想像以上です。
今回、初めてバイク用アパレルの製品説明会に行ったことで、ただ単にバイク用品の知識だけではなく、バイクをいかに安全に、効率の良い運転でかっこよくいられるかの様々なこだわりを追求していくブランドの熱意を感じました。
ちょっと調べてみると、バイク用アパレルのブランドだけでもたくさんあるんですね。バイクそのものもそうですが、安全に運転を楽しむためにも色んなライディングギアを見て、自分のお気に入りのブランドを探してみるのもいいかもしれません。
【了】
Writer: 小野木里奈
女優。両親の影響で幼い頃にはバイクに憧れを持ち、23歳で大型バイクの免許を取得。いつか自分もお気に入りのバイクを見つけて、友達とツーリングに行くのが夢。初心者の立場で感じたことを素直に発信する。