ハンターカブに初代CBも! 見どころ満載のホンダブースで展示バイクをチェック!【TMS2019】
「第46回東京モーターショー2019」に出展しているホンダブースは「自分を、もっともっと連れ出すんだ。」がメインコンセプト。二輪の展示もバイクに乗って出掛けたくなるような楽しい展示が繰り広げられていました。
ホンダブースの厳選されたバイク展示にも注目!
「自分を、もっともっと連れ出すんだ。」をメインコンセプトに掲げる「第46回東京モーターショー2019」ホンダ・ブースには、乗り物でお出かけしたくなるような体験型のコンテンツがたくさん! そこで、気になる二輪の展示をチェックしてみました。

大きな見どころはワールドプレミアとして初公開されたスーパーカブシリーズをベースにしたコンセプトモデル「CT125」! 「Honda e:TECHNOLOGY」として展開された、独自の高効率電動化技術を投入したビジネス用電動スクーター「BENLY e:」、電動三輪スクーター「GYRO e:」も世界初公開です。
そして、ジャパンプレミアとして初公開されたのは「CRF1100Lアフリカツイン デュアルクラッチ トランスミッション」、「CRF1100Lアフリカツイン アドベンチャー スポーツ イーエス デュアルクラッチ トランスミッション」、そして「ADV150」です。こちらはまたがってもOKのスペースに展示されています。
実際に間近で見て、またがってみると情報だけではわからない驚きがあります。驚いたのは最新アフリカツインです。なんと、シート高が830mm(ローシートは810mm)で、身長158cmの筆者でもつま先がしっかり接地します。別体化したアルミ製リアフレームを採用し、前方部の幅を従来モデルより40mm細くすることで足つき性を向上。フレンドリーさがグッと増しています。

一方のコンパクトアドベンチャー「ADV150」ですが、ベースモデルのPCX150と比べて、車格はボリュームがありますが、スポーティーなライディングポジション。ルックスもかなりシャープです。足まわりも強化されていて、軽快に乗れそうな印象です。

そして、市販予定モデル「ゴールドウイング ツアー」も要注目です。展示されたのはエアバッグを搭載し、クラッチ操作が不要なDCTモデル「ゴールドウイング ツアー デュアルクラッチ トランスミッション エアバッグ」です。カラーリングやサスペンションのセッティングが変更。スタイリッシュな印象です。もちろん、またがらせていただきました!

また、異彩を放っていたのが「CB1000R カスタマイズコンセプト」です。この一台は“ダーク&クール”をテーマに、ネオカフェスタイルをより強調したモデルで、ストリート感のあるカスタムですが、質感の異なるブラックのカラーリングやスマートなスタイリングがカッコいい! 洗練された大人のカスタムとなっています。
CB誕生60周年を祝うCBヒストリーシアターがスゴい!
もうひとつの見どころと言えるのが、CB誕生60周年を記念して歴代の名車を展示した「CBヒストリーシアター」です。1959年式「ベンリィCB92スーパースポーツ」、1969年式「ドリームCB750FOUR」、そして1979年式「CB750F」の3台が並んで展示。歴代のウィングマークの解説などもあり、まるで博物館のようです。

その奥には「モータースポーツロード」があり、歴代のレースマシンが展示されています。ホンダレーシング60thアニバーサリーとして1959年のマン島TTレース出場モデル「RC142」の復元車が登場。1985年FIMロードレース世界選手権チャンピオンモデル「NSR500」、2006年FIMロードレース世界選手権MotoGPクラスチャンピオンモデル「RC211V」なども! モータースポーツファンにはタマリマセン。
そしてCBRダイナミックウォールには、「CBR250RR」「CBR400R」「CBR650RR」と3台が展示。ホンダの二輪の世界をギュッと凝縮したような、濃密な空間となっていました。ホンダの歴代の名車から、最新のコンセプトモデルまでチェックできます。11月4日まで開催されているので、実際に行って体験してみましょう!
【了】