ロイヤルエンフィールド「ブリット・トライアルズ500」発表 往年のレーシングバイクをイメージした新型車【EICMA2019】

インドのバイクメーカー「ロイヤルエンフィールド」は、ブリット500をベースに製作した新型モデル「ブリット・トライアルズ500」をEICMA2019で発表しました。

高い悪路走破性を実現した「ブリット・トライアルズ500」

 インドのバイクメーカー「Royal Enfield(ロイヤルエンフィールド)」は2019年11月5日から10日にかけて行われたバイクの見本市「EICMA2019」で新型モデル「Bullet Trials 500(ブリット・トライアルズ500)」を展示しました。

ロイヤルエンフィールドの新型モデル「ブリット・トライアルズ500」

 ロイヤルエンフィールドで最も長く続いているモデルである「ブリット」シリーズをベースにした「ブリット・トライアルズ500」は、1948年から1965年までのトライアルコンペティションで活躍したJohnny Brittain選手が使用していたマシンをイメージしたクラシックスクランブラースタイルの一台です。

 ブリット・トライアルズ500には、強度を高めるハンドルバーブレース、蛇腹形状のフォークブーツ、リアキャリア、エンドを上方に跳ね上げたサイレンサーなど、オフロードや悪路を走行するのに最適な装備が備えられています。

ロイヤルエンフィールドの新型モデル「ブリット・トライアルズ500」。エンドを上方に跳ね上げたサイレンサーも特徴の一つです

 また、ブリット500と同じ499ccの空冷単気筒エンジンを搭載するブリット・トライアルズ500では、フロント19インチ、リア18インチのスポークホイールを採用。併せて前後輪の制動力配分を最適化するデュアルチャネルABSを備えることで悪路走破性を更に高めています。

 より魅力的なモデルとなるよう、グリーンまたはオレンジに塗り上げられたフレームにクロームメッキを施した上でペイントしたタンクを採用したブリット・トライアルズ500の早期導入に期待が掛かります。

【了】

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