キムコが台湾二輪市場で20連覇 2019年は30万台以上を販売しシェア率33.3%達成

台湾バイクブランド「KYMCO(キムコ)」は2019年の新車販売台数を発表しました。台湾で人気の高いヤマハやSYMなどを抑え20年連続で販売台数No.1に輝いています。

一月に3万台以上を販売した唯一のブランド「キムコ」

 スクーターやATV、ユーティリティービークル、電動アシスト自転車などを製造販売する台湾のブランド「KYMCO(キムコ)」は、2019年の台湾二輪車市場における新車販売台数第一位を獲得し2000年から20連覇を達成しました。

「キムコ」製のスクーターで埋め尽くされる台湾の路上

 2019で設立55周年の節目を迎えたキムコは、年間販売台数30万390台、販売シェア33.3%を達成し、20年間の台湾市場累計新車販売台数は539万2786台に到達しています。
 
 同メーカーは2019年1月から12月まですべての月で販売台数第1位を獲得し、4年連続で30万台を上回る販売台数を記録しました。
 
 2019年12月の台湾二輪市場は2020年からの政府補助金削減による駆け込み需要などから前月比2万6796台増の10万6969台と同年最高を記録しましたが、キムコは、3万3997台の二輪車を販売し市場シェアの31.8%を占め、 一月に3万台以上を販売した唯一のブランドとなりました。

ガソリン車と電動車の比率は?

 2019年の台湾二輪市場全体の新車販売台数は90万2302台ですが、その81.3%に当たる73万3760台がガソリン車、残り18.7%にあたる16万8542台が電動車となっています。

電動スポーツバイクの開発を進めている台湾のブランド「キムコ」

 台湾第6期の排出ガス規制を満たしたキムコのガソリン車販売台数は28万9871台とGogoro(ゴゴロ)を中心とする電動バイク連盟の15万2347台に対し1.9倍の市場シェアを誇っています。

 また、台湾では2020年には電動車に対する政府補助金が一部削減される一方、 世界で最も厳しい排出ガス規制である台湾第7期排出ガス規制を満たしたガソリン車には最大9300元の補助金が提供されまが、キムコは2019年12月に他社に先駆けて第7期排出規制に対応した2つのモデルを発売しています。

 近年では、6速ミッションを備えた電動スポーツバイク「Super NEX」や「RevoNEX」などのファンモデル発表や、インド市場への参入など積極的な動きを見せるキムコだけに、今後どのような展開をみせてくれるのか、期待が高まります。

【了】

カワサキやBMWにもOEM供給するキムコのバイクの画像を見る

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