【リレー式インタビュー】レーシングライダーのSTAY HOME! 阿部 恵斗選手の場合
新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために、世界的に外出の自粛が要請されるなかで、モータースポーツも続々と延期や中止となりました。そんななか、本来であればサーキットでの激しいバトルでファンを楽しませてくれるはずだったレーシングライダー達もSTAY HOMEを余儀なくされています。彼らは、いったいどのように自粛期間を過ごしたのでしょうか。
憧れは阿部典史さん!
日本では全国で緊急事態宣言が解除されるなど、新型コロナウイルスの感染拡大は終息に向かっているかに見えますが、第2波が心配されるなど、まだまだ予断は許されない状況です。
ロードレース界では、段階的にサーキットやトレーニングジムが営業を再開しているものの、レースが開催される目処は、いまだ立っていません。
レースが再開される日を心待ちにしながら、可能な限りの練習やトレーニングを頑張っているレーシングライダー達は、いったいどのような自粛期間を過ごしたのでしょうか。
リレー方式でインタビューしてみました。11人目は、全日本ロードレース選手権 ST600クラスへの参戦を予定している、阿部 恵斗(あべ けいと)選手です。

●プロフィール
名前:阿部 恵斗(あべ けいと)
生年月日:2003年9月13日
出身地:東京
●レース戦歴
2007年(4歳):初めてバイクに乗る
2012年(9歳):ミニバイクに乗り換える
2015年(12歳):S80に乗り換えつくばロードレース選手権に参戦する。
2017年(14歳):J-GP3車両に乗り換え、筑波ロードレース選手権に参戦 ランキング2位
2018年(15歳):全日本ロードレース選手権 J-GP2クラスに参戦 ランキング14位
2019年(16歳):全日本ロードレース選手権J-GP2クラスに参戦 ランキング8位

――新型コロナウイルスの感染拡大がなければ、今年はどのレースに参戦予定でしたか?
全日本ロードレース選手権ST600クラスに参戦予定です。
――コロナの感染拡大により、どんな影響を受けましたか?
レースがなくなってしまったり、練習する場所が限られてしまい、バイクに乗る回数が少し減ってしまいました。
――通常は、どんなトレーニングをしていますか?
通常は市営のジム、もしくはプールに行くか、TKLABOというジムに通ってトレーニングをしてます。
――外出自粛中はどんなトレーニングをしていますか?
自粛中は主にランニング、縄跳び、自転車、それから室内でのバランスボールでのトレーニングをしていました。
――外出自粛中は、トレーニング以外には主になにをして過ごしていましたか?
スマホゲームのcall of beauty mobile というゲームをひたすらやっていました。
それから長期休みになると生活習慣が乱れてしまうので、生活習慣を乱さないように気を使っていました。
――レースができない今、モチベーションをどうやって保っていますか?
数少ないバイクに乗れる時間を楽しみに、モチベーションを保っていました。
それから過去の自分のオンボードを見てモチベーションも保っていました。

――趣味はなんですか?
趣味は釣りです。シーズン始まってしまうと、中々忙しくて行けてませんが(笑)
――憧れのライダーは?
阿部典史さんです。すべてのレースでインパクトを残せるのはとても憧れます。
――将来はなにを目指していますか?
バイクを始めた時からの夢なのですが、MotoGPでチャンピオン取りたいです。
【了】