MotoGP第2戦スペインGPに参戦した日本人ライダーたちの結果!

MotoGP第2戦スペインGPは、Moto2に参戦中の長島哲太選手とMoto2に参戦中の小椋藍選手が共に2戦連続表彰台を獲得しました。また、MotoGPクラスに参戦中の中上貴晶選手は、決勝10位でレースを終えています。

長島選手が開幕から2戦連続の表彰台獲得で総合1位を維持

 Moto2第1戦カタールGPを見事な優勝でシーズンをスタートしたRed Bull KTM Ajo長島哲太選手は、8番グリッドから決勝を迎えました。気温30度、路面温度45度のドライコンディションの中、スタート直後長島哲太選手は6番手につけ、3ラップ目には3番手、4ラップ目に2番手に上がりSKY Racing Team VR46ルカ・マリーニを追走します。

2位に入りランキング首位をキープしたRed Bull KTM Ajo長島哲太選手

 マリーニは、予選トップのRed Bull KTM Ajoホルヘ・マルティンをパスし首位に浮上し、ペースアップをはかり後続を引き離しにかかります。長島は即座に反応し、チームメイトをパスし追走しますが、マリーニの1秒以内には近づけずラスト5、6周のところで長島選手は2位をキープする走りに徹します。

 レースは、差がつまらないまま最終ラップを迎えマリーニ選手は今季初優勝、2位には長島選手、3位にはマルティン選手が表彰台を獲得しました。

 チャンピオンシップは、開幕戦勝者の長島選手が20ポイントを加算して、総合1位を維持。バルダッサーリ選手は17ポイント差の総合2位。マリーニ選手が20ポイント差に総合3位に浮上しています。

■Red Bull KTM Ajo長島哲太選手(2位)

Red Bull KTM Ajo長島哲太選手

「レースは序盤から良いフィーリングがあって、マリーニに追いつこうとガンバたんですけど、ギャップが詰まるにつれミスが出てしまい、リアタイアも限界で何度かマネージしながら走行していたんですけど、最後の5、6周で2位を取りに行くことを考えました。

 チャンピオンシップのリーダーなので、この20ポイントはとても重要だと思う。切り替えて走ったおかげで、2位でレースを終えることができました。チームのみんなが良い仕事をしてくれて、家族やスポンサーさんも応援してくれているので、とにかく前回の優勝がラッキーではなく実力で取れたということが証明できたと思うので、これからもしっかりと仕事をしていきたいと思います」

大集団の中でも勝負強さが際立ったレース展開!

 Moto3クラスは、今大会も大集団での優勝争いとなり、予選15番手から好スタートを切ってトップグループにつけたHonda Team Asia小椋藍選手が、終盤になって一気にポジションを上げて2位でフィニッシュしました。

大集団から抜け出し2位獲得のHonda Team Asia小椋藍選手

 フリー走行、予選と、ブレーキングと旋回性に課題を抱えましたが、決勝ではHonda NSF250RWのパフォーマンスを引き出すことに成功。これで開幕戦カタールGPから2戦連続表彰台獲得となり、総合2位をキープしています。

 また、Moto3クラスに参戦している他の日本人選手の結果は、2戦連続でポールポジションを獲得した鈴木竜生選手は8位、鈴木歩夢選手11位、山中流聖選手16位、鳥羽海渡選手19位、國井勇輝選手リタイアでした。

■Honda Team Asia小椋藍選手

Honda Team Asia小椋藍選手

「水曜日のテストから今朝のウォームアップまであまりいいフィーリングを持つことができませんでした。グリッドについても5列目だったので自信が持てず、とてもナーバスになりました。ところが、レースが始まると、思ったよりもフィーリングがよくて、レースペースが速くなかったことも追い風となりました。最終ラップの最後のコーナーまでしっかりとバイクを操ることができました。いつものようにあと1周あれば、といった感じではなくて、力を出しきって2位でゴールすることができました。この週末、悩みを解決できなかった自分に、最高のバイクを準備してくれたチームのスタッフに感謝します」

ホンダ勢ではトップながら次戦に上位進出を目指す

 2020MotoGP第2戦MotoGPクラス決勝は、MotoGPクラス参戦2年目のPETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamのファビオ・クアルタラロ選手が2020シーズン初戦でMotoGPクラス初優勝を飾りました。

次戦に結果が欲しいLCR Honda IDEMITSU 中上貴晶選手

 13番グリッドからスタートを切った中上貴晶選手は、ディフェンディングチャンピオンのRepsol Honda Teamマルク・マルケス千選手がハイサイドで転倒するなど、厳しいレースを戦い抜き、今季初レースをトップ10でフィニッシュしました。

■LCR Honda IDEMITSU 中上貴晶選手(10位)

LCR Honda IDEMITSU 中上貴晶選手

「今季最初のレースを完走できて、10位という結果はよかったです。LCR Honda IDEMITSUチームが素晴らしい仕事をしてくれただけに、満足いく結果とは言えません。事前テスト、そしてフリー、予選とコース後半の中高速コーナーでの安定性に課題を抱えていました。しかし、今日は、なぜか分かりませんが、ヘアピンなどの低速コーナーでもフロントが切れ込むようになり、ペースを上げられませんでした。しかも、前にいるザルコをなかなか抜けずに苦戦しました。ザルコを抜いてからコンマ数秒タイムを上げることができましたが、基本的な問題は解消できませんでした。

 来週のレースまで時間があるので、データをしっかり分析して問題の解消に取り組みたいです。今大会、最終的に10位でフィニッシュしましたが、転倒車の多いレースでした。次のアンダルシアGPでは、今大会の課題を解消して上位を目指します」

※ ※ ※

 次戦のアンダルシアGPは、スペインGPと同じヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで7月26日に開催が予定されています。Moto2参戦の長島選手、Moto3参戦の小椋選手は、連続表彰台獲得なるのでしょうか。

【了】

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