カワサキ・レーシング・チーム SBK第4戦アラゴンに向けテストを開始
カワサキ・レーシング・チームはスーパーバイク世界選手権2020年シーズンの第4戦アラゴンに向けテストを開始しました。
好調を維持するカワサキ・レーシング・チーム
カワサキ・レーシング・チーム(KRT)は、スーパーバイク世界選手権2020年シーズンの第4戦アラゴンに向けテストを開始しました。

第3戦ポルトガルでレース1、スーパーポール、レース2すべてで優勝したJ・レイ選手は、現在2位のS・レディング選手(Aruba.itレーシング ドゥカティ)に4ポイント差をつけポイントランキングトップに躍り出ています。
また、今年からKRTに加入したA・ロウズ選手は第1戦フィリップアイランドでの優勝などによりランキング4位にランクイン。両選手ともに新型コロナウイルスの影響を感じさせない安定した仕上がりを見せています。
第4戦アラゴンの舞台となるモーターランド・アラゴンはJ・レイ選手との相性もよく、2015年にKRTに加入して以来、アラゴンでのすべてのレースで表彰台を獲得しています。
アラゴンでのテストを行った両選手は、次のようにコメントしています。
■J・レイ選手
「ここ数週間、ヘレス、ポルティマオ、そして最近のアラゴンテストと、たくさんのライディングをしてきたので、アラゴンに行けることに興奮しています。あのテストは、夏の暑いコンディションの中でサーキットを走るチャンスでした。
暑さの中でもマシンはとても良く動いていて、新しいベースセッティングを確認することができました。今週末に向けては、テスト時よりも気温が下がるかもしれなません。だから金曜日には、使いやすく、速く、安定したセットアップができるように準備をしなければなりません。目標はレースで勝つことです」。

■A・ロウズ選手
「先日、モーターランドでテストを行いましたが、レースがさらに楽しみになってきました。先日のポルティマオとヘレスでのレースでは、冬と比べて路面温度の差が大きかったため、金曜日にまた勉強しているような感じでした。
今回は、アラゴンでのハードワークの続きを楽しみにしている。マシンのフィーリングも良かったし、目標はNinja ZX-10RRで表彰台に上がることです。モーターランドはとても楽しいコースなので、また走りに行きたいと思っています」。
【了】