SBK第4戦アラゴン ドゥカティ勢猛追もカワサキのJ・レイが2勝をマーク

2020年8月29・30日にかけてSBK第4戦アラゴン大会がモーターランド・アラゴンで開催されました。今回の大会ではカワサキのJ・レイ選手とドゥカティのライダー勢の激しい戦いが繰り広げられました。

レース1はドゥカティが1・2フィニッシュ

 2020年8月29・30日にかけてSBK第4戦アラゴン大会がモーターランド・アラゴンで開催されました。

SBK第4戦アラゴン大会のレース1で1・2フィニッシュした#45スコット・レディング選手と#7チャズ・デイビス選手(Aruba.it レーシング・ドゥカティ)

 29日に行われたレース1(18周)ではのジョナサン・レイ選手(カワサキ・レーシング・チーム)がポールポジション、2番手はロリス・バズ選手(テンケイト・レーシング・ヤマハ)、3番手にはスコット・レディング選手(Aruba.it レーシング・ドゥカティ)と続きました。

 4周目にさしかかるあたりからJ・レイ選手、アレックス・ロウズ選手のカワサキ勢とS・レディング選手がトップグループを形成。5周目にはA・ロウズ選手の転倒により、3番手にチャズ・デイビス選手(Aruba.it レーシング・ドゥカティ)が浮上します。

 その後、J・レイ選手はトップを守り続けましたが、ストレートで分があるドゥカティ勢のマシンに抜かされ最終的には3位フィニッシュ。S・レディング選手、C・デイビス選手が1・2フィニッシュを果たしました。

絶対王者、J・レイ選手の逆襲

 レース2日目は10周で行われるスーパーポール・レース、18周で行われるレース2が開催されました。

 スーパーポールレースではJ・レイ選手がその強さを発揮し、トップをキープ。2番手でフィニッシュしたS・レディング選手に2.635秒差をつけ今季6勝目をマーク。3番手にはM.ファン・デル・マーク選手(PATAヤマハ)が入っています。

SBK第4戦アラゴン大会のスーパーポールレース、レース2で優勝したジョナサン・レイ選手(カワサキ・レーシング・チーム)

 また、その後に行われたレース2ではスーパーポール同様、J・レイ選手がレースを支配。残り5周のところで一時、C・デイビス選手に抜かされますがすぐさまトップを奪取し、デイビス選手に1.280秒差をつけて今季7勝目を記録しました。

 なお、レース2ではアルバロ・バウティスタ選手(チームHRC)が3位表彰台を獲得し、A・バウティスタ選手自身として今季、チームHRCに移籍して初めての表彰台となりました。また、今回の勝利はホンダとしても、2016年シーズンのフランスラウンドでファン・デル・マーク選手(ホンダWSBKチーム)が獲得した2位以来の表彰台となっています。

 今回のレースを終え、年間ポイントランキング・トップ3の選手は次のようにコメントしています。

■J・レイ選手(カワサキ・レーシング・チーム)189ポイント

SBK第4戦アラゴン大会のスーパーポールレース、レース2で優勝したジョナサン・レイ選手(カワサキ・レーシング・チーム)

「スーパーポールレースではスタートはうまくいったが、その後ロリス・バズがイン側に入ってきたので、少し慌ててしまった。序盤はリズムを速く保つことが必要だと思っていました。スプリントレースではソフトなSCXタイヤを使うことで、大きな可能性を秘めていましたが、プラクティスではそれほど多くの周回をしなかったし、コンディションもそれほど暑くはなかったです。だから、ペレをはじめとするチームのみんなが良いセッティングをしてくれたので、チームに感謝しています。

 レース2では、あるポイントでワイドになってしまったので、第1コーナーでチャズにアタックのチャンスを与えてしまいましたが、僕はすぐにアタックして自分のリズムを作りました。レース2ではまさかこんなハイペースになるとは思っていなかったので、とても驚きました。自分は速く走れると思っていたし、スーパーポール・レースは自信につながりました。1分50秒台の周回数をこなして、その負荷をレース序盤からキープすることができたので、タイヤの性能が落ちてきたときの対処が楽になりました」。

■S・レディング選手(Aruba.it レーシング・ドゥカティ)179ポイント

SBK第4戦アラゴン大会のレース1で1位、スーパーポール・レースで2位、レース2で4位を獲得したスコット・レディング選手(左)

「残念ながら、最初の数周からリアタイヤの効きを良くするのに苦労した。リズムよくプッシュするためのグリップを見つけることができなかった。次の2日間は、これがマシンの問題なのか、それともタイヤがうまく機能しなかっただけなのか、その原因を探っていかなければならない。第1レースで優勝して、第2レースで4位になったことを受け入れるのは難しいよ」。

■トプラック・ラズガトリオグル選手(PATAヤマハ)124ポイント

SBK2020年シーズン、ポイントランキング3位のトプラック・ラズガトリオグル選手(PATAヤマハ)

「アウトラップでちょっとした転倒をしてしまって、ちょっとクレイジーなことになってしまいました。R1のパフォーマンスには満足していますので、来週のポルティマオでのレースを楽しみにしています」。

【了】

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