ヤマハの野左根選手JSB1000チャンピオン獲得! 中須賀選手は今季初優勝

2020年全日本ロードレース選手権第5戦JSB1000レース1で2位に表彰台を獲得したYAMAHA FACTORY RACING TEAMの野左根航汰選手がチャンピオン確定しました。また、チームメイトの中須賀克行選手は、レース1で今季初優勝!

今季8戦中7勝でチャンピオン獲得した野左根選手!

 2020年全日本ロードレース選手権第5戦(全4戦)は、三重県の鈴鹿サーキットで開催されYAMAHA FACTORY RACING TEAMの野左根航汰選手が、レース1で2位を獲得し、自身初となる国内最高峰クラスJSB1000のタイトルを獲得しました。また、チームメイトの中須賀克行選手は、レース1で今季初優勝を飾っています。

全8レースのポールポジションと全8レースの優勝を果たしたヤマハの2人

 最終戦の予選は、中須賀選手が2分4秒128と2位の野左根選手に0.731秒の差をつけポールポジションを獲得。レース1は、予選の速さそのままに野左根選手のプッシュをベテランらしいブロックラインでかわした中須賀選手が今季初優勝を飾りました。

 レース2は、序盤Keihin Honda Dream SI Racing清成龍一選手がオープニングラップからトップに立ちますが、ヤマハの2人はその後清成選手をパスして1-2体制を確率。しかし、8周目のシケインで中須賀選手が転倒を喫し、単独走行となった野左根選手は、他を寄せ付けない速さでJSB1000クラスのチェッカーを受け、最終戦を勝利で飾りました。

■中須賀克行選手(1位/16位)

JSB1000クラスで今季初優勝した中須賀克行選手

<レース1後のコメント>
「本当に長い14周でした。本当は野左根選手の前に出て序盤からレースを組み立てたかったのですが、野左根選手のペースが良く、さらにタイヤマネジメントもしっかりしていて、プッシュしたけれどまったく乱れず2番手にとどまりました。最後は、しっかり考えてシケインでパスすることができたし、こうしたいいレースで勝てたことは本当にうれしいですね。今日のレースで野左根選手のチャンピオンが決まり、明日、ノープレッシャーになると思いますので、今日以上にいいレースをして、もう一度、勝ちたいですね」

<レース2後のコメント>
「レース1と比べてグリップが悪くて、それでフロント周りを少し修正しましたが、これが裏目に出てしまいました。今年はコロナ禍で走ることができない日々が続いたけれど、それでもできる範囲でトレーニングはしっかりと続けて、いつも以上にフィジカル面は充実していました。でも、開幕戦のレース1の転倒で、負のスパイラルに入ってしまい、もがき続けた一年でした。しかし、そうしたもがきが、鈴鹿でのレース1での勝利につながったと思っています」

■野左根航汰選手(2位/1位)

JSB1000クラスの初タイトルを獲得した野左根航汰選手

<レース1後のコメント>
「中須賀選手に勝つためにいろいろと作戦を考え、少し柔らかめのタイヤで勝負することにしました。だからレース序盤でしっかり前に出てマージンをとりたかったのですが、それができずに難しい展開になってしまいました。最後までタイヤマネジメントはできたのですが、130Rからシケインで中須賀選手にクロスラインで仕掛けられてしまい… 正直、凄かったです。優勝できず悔しいですが、チャンピオンを獲れたのでホッとしています。明日のレース2は、新チャンピオンとして中須賀さんといいバトルをして、そして勝ちたいです」

<レース2後のコメント>
「レース1のようにスタートから飛び出したかったのですが、それができなかったので様子を見る作戦に変えました。トップに立ってからは、すぐにペースを上げたのですが、やはり中須賀さんがついてきていて、実は8周目のシケインには突っ込みすぎてしまい僕自身危うかったのですが、後ろで中須賀さんが転倒したのがわかりました。レース1と比較すると路面のグリップが悪くて厳しい戦いでしたが、鈴鹿サーキットで勝てたのはうれしいし、レース1に続いていいレースができたので、苦手意識は払拭できました」

※ ※ ※

 YAMAHA FACTORY RACING TEAMの2人は、全日本ロードレース全8レースのポールポジションと全8レースの優勝を果たしています。野左根航汰選手はレース2で今季7勝目をあげ、来年から参戦するSBKでの活躍に期待しましょう。

【了】

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