ダカールラリー2021第3ステージはKTM勢が上位進出!

ダカールラリー2021第3ステージは、Red Bull KTM Factory TeamのT・プライス選手が第1ステージに続きステージ優勝し、トップ5にKTM勢が4台入賞しました。2位には、Monster Energy Honda Teamのケビン・ベナバイズ選手が入っています。

第3ステージは、トップ5にKTM勢4台入賞

 ダカールラリー2021第3ステージは、Red Bull KTM Factory TeamのT・プライス選手が第1ステージに続きステージ優勝を果たしました。2位には僅差でMonster Energy Honda Teamのケビン・ベナバイズ選手、3位はRed Bull KTM Factory TeamのM・ウオークナー選手が表彰台を獲得しています。

Red Bull KTM Factory TeamのT・プライス選手が2度目のステージ優勝

 第3ステージは、403kmのスペシャルステージ(以下:SS)を含む総距離630kmに及ぶワディ・アド・ダワシルのループステージです。第2ステージを1位と2位で終えたホアン・バレダ選手とリッキー・ブラベック選手は、ワディ・アド・ダワシルから吹く強い風によって、砂丘地点に到達する前に根気のいるナビゲーションを強いられ、一日を通じて砂丘と砂漠での厳しいナビゲーションが求められました。後方でスタートしたKTMのライダーたちは、難しいナビゲーションよりもライディングに集中できるので、先行したライダーとの差を縮めることができます。

 後方に迫るライダーからなんとか距離を保とうとしたバレダ選手とブラベック選手でしたが、過酷なミッションとなり、バレダ選手が30位、ブラベック選手が25位でステージを終えています。総合順位は、1位Red Bull KTM Factory Team S・ハウズ選手、2位Monster Energy Honda TeamのK・ベナバイズ選手、3位HT Rally Raid Husqvarna Racing X・ド・スルトレ選手です。

■ケビン・ベナバイズ選手(第3ステージ:2位)

Monster Energy Honda Team ケビン・ベナバイズ選手

 また順位を上げることができてとても嬉しいです。今日は後方からスタートでしたが、この状況を活かす方法はわかっていました。ベストを尽くしましたし、マシンの感触やスピードにも満足です。タイムを縮めることができたのもよかったです。明日は、ルートを切り開いていくので、ベストを尽くさなくてはなりません。

 今回のダカールラリーは順位のアップダウンが激しいレースですが、今はとても好調です。この調子を維持していきたいです。

■ホセ・イグナシオ・コルネオ選手(第3ステージ:10位)

Monster Energy Honda Team ホセ・イグナシオ・コルネオ選手

 砂丘地帯や岩の多いトライアルのようなエリア、スピードが出るエリアなど、多様性に富むステージでした。先にスタートしたライダーに追いつくという今日の目標を達成できましたし、ステージの大部分をうまく切り抜けることができました。マシンもとても感触がよく、この先のステージでもしっかりと結果を残し、総合順位をあげていきたいです。

■リッキー・ブラベック選手(第3ステージ:25位)

Monster Energy Honda Team リッキー・ブラベック選手

 結果はどうにもなりません。輪ゴムのようなもので、伸びたり縮んだり、突然変わります。とても難しいですが、イライラするものではありません。ただ、調子を戻す方法がわかりません。10位以内でフィニッシュしたいのですが、そのリズムとスピードをつかむのは本当に難しいことです。7位くらいをキープし、展開を見守りたいと思っています。これまではホンダ勢とKTMのトビー・プライスが各ステージを勝利してきました。ここまでとても難しい状況です。私たちには今新しい戦略が必要です。

 明日は、何か別の方法を試せないか検討してみて、10位以内を目指したいと思います。ホアンと僕は厳しい状況に置かれています。私たちは後方で、前方には他のライダーがいます。正反対の状況にあるということです。チーム一丸になる必要がありますが、ナビゲーションが早い場所もあれば、遅くなってしまう場所もあります。ロードブック、リザルト、順位のすべてがジェットコースターのようでした。首位との差は12分です。特に後方からスタートする明日は、1日で巻き返しを図ることができます。まだ3日目です。ベストを尽くします。

■ホアン・バレダ選手(第3ステージ:30位)

Monster Energy Honda Team ホアン・バレダ選手

 今日は序盤から苦戦を強いられる一日でした。最初のセクションでは岩場のルートを見極めるのが難しかったですし、後半の柔らかい砂丘地帯では、風が強くて視界が悪く、タイムをロスしました。それ以降は、他のライダーに追い付かれてしまい、集団でのフィニッシュとなりました。

※ ※ ※

 今大会で最も長い813kmの第4ステージはワディ・アド・ダワシルからサウジアラビアの首都リヤドまで、476kmのリエゾンと337kmのSSで構成されます。ナビゲーションは複雑ではなく、スピードを出せるのでマシンをフルスピードで走行できます。

【了】

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