ホンダ新型「フォルツァ」市販予定車公開 インドネシアで一足先に250ccモデルが正式発表
ホンダは2021年に日本市場へ導入予定の新型「Forza(フォルツァ)」の市販予定車を公開しました。従来モデルとはどのような違いがあるのでしょうか。
日本仕様車もまもなく登場か!?
ホンダは2021年に日本市場へ導入予定の新型「Forza(フォルツァ)」の市販予定車を公開しました。
欧州市場においては2020年10月に公開された新型フォルツァは、2000年に登場して以来、国内外で高い支持を得てきたフォルツァ・シリーズの最新モデルとしてフォルツァ750/125と共に登場した排気量330cc水冷・燃料噴射式SOHC 4バルブユニットを搭載するスクーターモデルです。
フォルツァ350は欧州ほか、アジアの一部地域にも導入されていますが、日本においては現在、前身モデルといえるフォルツァ300のスケールダウン版となる排気量248ccエンジン搭載のモデルが導入されています。
現状では従来と同じく、日本では250ccクラスのモデルが導入されることが予想されますが、日本に先立ちインドネシアンのPT Astra Honda Motorはより環境性能に優れた排気量249ccのeSP+エンジン搭載のモデルを正式発表。
インドネシアでの発表によるとエンジンのボア・ストロークを従来型の68.0×68.5から67 x 70.7 mmへと変更し、より高回転域で最高出力が発揮されるよう、手が加えられているようです。
また、外観面においては日本国内での市販予定車と同じく、従来モデルから形状を変更した電動スクリーンやウインカー搭載のミラー、フォルツァ350と同様の新デザインのフェアリング形状が採用されています。
そのほか、インドネシアモデルにおいては自車が急ブレーキをかけたことを非常点滅表示灯が自動的に高速で点滅して後続車に知らせ、追突される可能性を低減する「エマージェンシーストップシグナル」採用されているという新型フォルツァ。
日本での市販車がどのような仕様となって登場するのか、期待が高まります。
【了】