カワサキ・Jレイ選手が新型「Ninja ZX-10RR」をテスト ベストタイムを記録

スーパーバイク世界選手権(SBK)6連覇中のカワサキ・レーシング・チーム(KRT)ジョナサン・レイ選手は2021年2月11日にスペインのヘレス・サーキットで新型「Ninja ZX-10RR」テストを行いました。

順調な仕上がりを見せる新型「Ninja ZX-10RR」

 スーパーバイク世界選手権(SBK)6連覇中のカワサキ・レーシング・チーム(KRT)ジョナサン・レイ選手は2021年2月11日にスペインのヘレス・サーキットで新型「Ninja ZX-10RR」テストを行いました。

2021年シーズンで7連覇を狙うカワサキ・レーシング・チーム(KRT)のジョナサン・レイ選手

 本来10日に予定されていたものの、天候不良により1日遅れての開催となった今回のテストでは、土曜日のトレーニングで肩を痛めたA・ロウズ選手は不参加で行われました。

 エースライダーであるJ・レイ選手は路面の一部がウエットの状態ながら好タイムを記録。午後にはほぼドライになったサーキットで40周を走り、レースタイヤで1分40秒6のベストタイムを記録しています。

 今回のテストを終え、J・レイ選手は次のようにコメントしています。

■J・レイ選手

2021年シーズンで7連覇を狙うカワサキ・レーシング・チーム(KRT)のジョナサン・レイ選手

「久しぶりに自分のバイクに乗ることができてとてもうれしいです。ここに来るために多大な努力をしてくれたチームに心から感謝しています。

 今回のテストではオフシーズンに取り組んできたいくつかの項目を確認しなければなりませんでしたが、とても良いフィーリングを得ることができました。
 
 コーナーによってはまだ湿っているところもあったので、コースは完璧な状態ではありませんでしたが、バイクを理解し、変更点を理解し、エンジニアに良い情報やデータをたくさん提供することができました。感覚をつかむのにそれほど時間はかかりませんでした。
 
 テストを終えて、自分たちがやってきたことにとても満足していますし、バイクに乗っているときの気分は最高です。家でやっていた仕事も成果を上げているし、また走るのを楽しみにしています」。

※ ※ ※

 スーパーバイク世界選手権2021年シーズン初戦(暫定)は4月23日から25日にかけてオランダのTT・サーキット・アッセンで開催予定です。

【了】

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