バイクのリアボックスってどう取り付けるの?

リアボックスはバイクで荷物を運んだり、ヘルメットの保管場所にもなる便利なアイテムですが、どのように取り付けるのでしょうか?サイズを選ぶときの注意点も合わせてみていきましょう。

バイクのリアボックス取り付け方法

 バイクに荷物を積むときに便利なリアボックスは、中の荷物を雨や風から守ってくれるだけでなく、タンデム時には背もたれにもなり、施錠ができることから盗難防止にも役立ちます。しかし、リアボックスは初めからバイクに備わっているものではなく、自分で後付するものになります。

リアキャリアが装備されてないモデルは、リアボックスを取り付けるために購入する必要があります

 リアボックの取り付け方法としては、まずベースとなるリアキャリアを購入して、リアボックスを選んでいきますが、バイクに合ったサイズや必要な容量を確認してから購入するようにしましょう。

 取り付けに必要な工具はプラスドライバーやスパナ・六角レンチといった基本工具になりますが、必要なサイズは、購入するリアボックスにより異なるので、説明書に従ってサイズにあったものを準備しましょう。

 工具やネジといった細かなものを取り扱う作業では、ゴムの滑り止めがついた作業用の手袋を用意すると良いでしょう。素手で作業をするとケガをする可能性もありますので、滑り止めと手の保護ができる商品を買うようにしてください。

 取り付けるときには、バイクがまっすぐになった状態で行わないと、リアボックスが斜めについてしまう可能性もあります。そのため、センタースタンドなどを利用し、倒れないように安定した場所を選んでから行います。取り付けに必要なボルトやワッシャーの数をあらかじめ確認して、使う順番で並べておくと間違いが起こりにくいと言えます。

 ボルトをきつく締めたとしても、走行の振動で緩んでくる恐れもあるので、取り付けた後も定期的にボルトの緩みがないかのチェックを忘れずに行っておきます。荷台などに括り付けた荷物を落下させてしまうと「転落積載物等危険防止処置義務違反」として、違反点数1点と反則金二輪車6000円・原付5000円の罰則が科されますので注意しましょう。

バイクのリアボックス選びの注意点

 バイクのリアボックスを選ぶときの注意点として、サイズが適切なものを選ぶことです。道路交通法施行令第22条では、「積載物の長さは+30cm、横幅は+30cm、高さは地面から2m、正記載方法は乗車装置・積載装置の前後30cm及び左右15cmを超えないこと」となっておりリアボックスは積載装置に当たるので、ベースキャリアやシートよりも前後30cm、左右は15cmを超えないものを選ぶ必要があります。

原付の最大積載量は最大30kgでベースキャリアやシートよりも前後30cm、左右は15cmを超えてはいけません

 また、同じく道路交通法施行令において「積載可能な重量」についても制限が決まっており、125ccを超える二輪車と原付バイクで積載重量は変わり、125ccを超える二輪車は「最大60kgまで」ですが、原付バイクは「最大30kgまで」になり、これらを守らないと「積載物大きさ制限超過違反」で、違反点数1点・反則金:二輪車6000円・原付5000円が科されます。

 さらに、道路交通法施行令第55条2項により、運転時の視界(ミラーによる後方視界も含む)やハンドル操作を妨げるもの、指示器(ウインカーやブレーキランプなど)やナンバー標識が隠れてしまうもの、またバランスが取れなくなるような積載方法や積載装置を取り付けてはならないとなっており、この内容に違反すると「乗車積載方法違反」として、違反点数1点・反則金二輪車6000円・原付5000円が科されますので注意しましょう。

 必要以上に大きいものをつけると、運転時にバランスがとりづらくなります。特に、スクータータイプは、メットインスペースなど本来の収納部分を活用して、そこに収まらないものを入れる30リットル以内のサイズが運転に支障がなく適切でしょう。

 250ccを超えるバイクであれば、日常生活での利用以外にも、長距離ツーリングで活用することも考えられるので、容量的に30~40リットル程度のものであれば、一泊分の宿泊を見越した荷物が収まります。

 容量が決まったら、施錠方法など防犯性の違いや、防水性能も重視して選ぶと良いでしょう。ほかにも、リアボックス以外にも、バイクの両サイドに取り付けられるパニアケースという選択肢もあります。

重心バランスがリアボックスよりも安定しているパニアケース

 このパニアケースとリアボックスの違いは、パニアケースの方が、両サイドにケースを装着するので容量が大きくなることや取り付ける位置が低いので、重心バランスがリアボックスよりも安定します。

 高さで容量を稼ぐリアボックスと違い、パニアケースは収納数で容量を得る形になりますが、ヘルメットなどの大きなものが収納できないというデメリットもあります。また、あまり大きなものを付けると車幅が広くなりますので、運転時に注意が必要です。

 お互いのメリットデメリットを鑑みて、リアボックスとパニアケースのどちらか一方を所有するのではなく、普段の荷物数に応じて、両方を使い分けるという方法もあります。

 ケース自体はどちらも簡単に取り外せますので、日常の通勤・通学時はリアボックスとパニアケースの使いやすい方を使用して、ツーリングやキャンプで多くの荷物を積載したいときには両方とも付けるなど、用途に合わせて使い分けると良いでしょう。

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 日常的に一定の荷物を持って移動する人は、リアボックスやパニアケースを活用すると、防犯対策になるだけでなく荷物の落下防止にもなるのでオススメと言えるでしょう。

【了】

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