ベネリ「302R」新型モデル登場 22kgの減量を果たしたエントリースポーツモデル
イタリアのバイクブランド「Benelli Motorcycle(ベネリモーターサイクル)」は、スーパースポーツ「302R」の最新モデルを公開しました。どのような進化を遂げたのでしょうか。
大幅な軽量化を実現した最新モデル
イタリアのバイクブランド「Benelli Motorcycle(ベネリモーターサイクル)」は、スーパースポーツ「302R」の最新モデルを公開しました。
改良を加えた排気量302ccのパラレルツインエンジンを搭載する新型302Rは、ベネリ製スポーツモデルの中でもエントリーバイク的存在の一台です。
欧州の排ガス規制「ユーロ5」、およびインドの排ガス規制「BS6」に適合させるため、若干パワーダウンし最高出力34PSとなった302Rでは、シャシーを再設計して軽量化と剛性の向上を実現。22kgもの軽量化に成功しています。
また、従来モデルではハロゲン仕様だったヘッドライトはLED化され、メーターもアナログからフルカラーTFTメーターパネルへと変更。
足回りにおいてはフロントにプリロード調整式の41mm倒立フォーク、リアにプリロード調整式のモノショックを装備したうえで、フロントに4ピストンのデュアルキャリパーが備えられています。
なお、日本でベネリ製品の輸入・販売を行うプロトの広報担当によると、現状302Rの導入は未定とのことですが、近年、日本でも人気の高いクラスだけに導入に期待したいところです。
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