受難の時代を切り裂く魂の叫び!石井裕也監督最新作『茜色に焼かれる』
多難の時代に、逆風を受けながらも自身の信念でたくましく生きる母親の姿を描いた石井裕也監督最新作『茜色に焼かれる』が2021年5月21日(金)より全国公開されます。
社会のゆがみの中で生まれた、激しくも深い魂の軌跡
弱者ほど生きにくいこの時代に正面から対峙し、もがきながらも懸命に生きようとする「母」を尾野真千子が演じた映画『茜色に焼かれる』が2021年5月21日(金)より全国公開されます。

7年前、理不尽な交通事故で夫を亡くし、女手一つで中学生の息子を育てる一人の母親を、2020年に『ヤクザと家族 The Family』『明日の食卓』と出演作の公開が続いた実力派女優の尾野が演じます。経営していたカフェはコロナ禍で破綻。花屋のバイトと夜の仕事の掛け持ちでも家計は苦しく、そのせいで息子はいじめにあっているという数々の逆風を受けながらも、自身の信念の中でたくましく生きる母親を驚くべき存在感で体現しています。
今の世相に正面から対峙することで、人間の内面に鋭く向き合ったのは、『舟を編む』(2013年)、『生きちゃった』(2020年)など、毎年のように質の高い作品を制作している石井裕也監督。もがきながらも懸命に生きようとするその勇気と美しさを描き、心を揺さぶられる物語になっています。

多難の時代に逆風を受けながらも自身の信念の中でたくましく生きる母親を尾野真千子が熱演する石井裕也監督最新作『茜色に焼かれる』は2021年5月21日(金)より全国公開です。
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