2021年SBK開幕 やはり強いカワサキのJ・レイ選手 レース1で100勝目を記録
スーパーバイク世界選手権(SBK)の2021年シーズン開幕戦がスペインのモーターランド・アラゴンで開催されました。今回の大会では6連覇を達成しているジョンっサン・レイ選手(Kawasaki Racing Team)がレース1・スパーポールで優勝を勝ち取り、SBK通算100勝(レース1)の偉業を達成しました。
J・レイが7連覇にむけて好発進
2021年5月22日、23日にかけてスーパーバイク世界選手権(SBK)の2021年シーズン開幕戦決勝レースがスペインのモーターランド・アラゴンで開催されました。

今回のレースでは、大会6連覇中のJ・レイ選手(Kawasaki Racing Team)がレース1で優勝し、通算100勝の偉業を達成。2位にはチームメイトのアレックス・ロウズ選手、3位はトプラック・ラズガットリオグル選手(Pata Yamaha with BRIXX)が続きました。
また、レース2日目、10周で競われるスーパーポールレースでもカワサキ勢が1・2フィニッシュ。3位はギャレット・ガーロフ選手(GRT Yamaha WorldSBK Team)が入賞。
レース1と同じく18周で行われるレース2ではスコット・レディング選手(Aruba.it Racing ? Ducati)が優勝、2位はJ・レイ選手、3位はA・ロウズ選手が入賞しています。
開幕戦を終え、SBK通算100勝の偉業を成し遂げたJ・レイ選手は次のようにコメントしています。
■ジョナサン・レイ選手(Kawasaki Racing Team)

「シーズン最初のレースで勝てたことは、昨年の100倍も良かったと思いますし、100回目の優勝を果たすことは僕の本当の目標だったので、この週末には本当に満足しています。今日のようなコンディションは、僕のキャリアの中でも経験したことがありませんでした。つまり、刻々とタイヤが変化していくのです。
スーパーポールレースでは、初めてインターミディエイトタイヤを履きました。正しい選択ではありませんでしたが、最も安全な選択であったことは間違いありません。グリッドの大半がその組み合わせだったのですから。
もっと競争力を高めるには、正しいタイヤチョイスをするしかありません。そういう意味では、来週のエストリルに向けてとても満足しています」
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2021年SBK第2戦ポルトガルは5月28~30日にかけてエストリル・サーキットで開催予定です。
【了】