生き残ったカワサキ製・自然吸気モデルの最高峰「Ninja ZX-14R」 北米で2022年モデルを発表
カワサキは、1441ccの4気筒エンジンを搭載したスーパースポーツ「Ninja ZX-14R」の2022年モデルを北米市場で発表しました。日本および欧州においてはすでに導入を終了しているNinja ZX-14Rの特徴を改めて振り返ってみましょう。
Ninjaシリーズ最大排気量の自然吸気モデル
カワサキは、「Ninja」シリーズ最大排気量のスーパースポーツ「Ninja ZX-14R」の2022年モデルを北米市場で発表しました。

2006年に登場し、2012年に大幅なモデルチェンジが行われたNinja ZX-14Rは、排気量1441ccの4気筒エンジンを搭載したモデルです。
高い剛性のモノコックフレームを採用するNinja ZX-14Rは、高速走行時の高い安定性と防風性を実現するため空力特性に優れたボディワークを採用。あわせて、スポーツライディングからツーリングまで、様々なライディングシーンに対応する走行モードを搭載した「KTRC」(カワサキ・トラクション・コントロール)を搭載することで、あらゆるシチュエーションで最適な走行性能を発揮します。
また、Ninja ZX-14Rではバックトルクリミッター付きスリッパークラッチ、ステンレス製のクラッチ&ブレーキライン、ブレンボ製4ピストンモノブロックキャリパーと大径フローティングフロントディスク、高品位ダッシュメーターなどを採用することで質の高い仕上がりとされています。
なお、最新のNinja ZX-14Rのボディカラーはパールストームグレー/メタリックディアブロブラックのみの展開で価格は1万5399ドル(日本円で約169万円)となっています。
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