英米を代表する紳士俳優たちの“熟愛”に涙があふれる『スーパーノヴァ』

イギリスとアメリカが誇る2大“紳士”俳優が1組の熟年カップルの喜びと悲しみを深く演じた映画『スーパーノヴァ』が、2021年7月1日(木)より全国順次公開中です。

親友2人が紡ぎ出す深い演技

『英国王のスピーチ』(2010年)でアカデミー賞主演男優賞を獲得したコリン・ファースと、『ラブリーボーン』(2009年)で同賞助演男優賞にノミネートされたスタンリー・トゥッチ。イギリスとアメリカが誇る2大“紳士”俳優の共演で話題の映画が『スーパーノヴァ』です。

(c) 2020 British Broadcasting Corporation, The British Film Institute, Supernova Film Ltd.

 本作でファースとトゥッチが演じるのは、ピアニストのサムと作家のタスカー。劇中の印象的なシーンを切り取った画像からは、20年という歳月を共にしてきた熟年カップルの幸せな日々と、その思い出が病によって消え去ってしまう痛み、そして残酷な運命に対する悲しみが垣間見えます。鑑賞後には、『スーパーノヴァ』(超新星爆発)というタイトルに込められているであろう様々な想い噛み締めることで、さらに大きな感動を呼び起こしてくれることでしょう。

 本作の難しい役のオファーを受けたファースは、まず長年の友人であるトゥッチに(独断で)脚本を渡し共演に至ったのだとか。難易度の高い役柄とストーリーに挑む親友同士という、なんとも2人の信頼関係がうかがえるエピソードです。

(c) 2020 British Broadcasting Corporation, The British Film Institute, Supernova Film Ltd.

 コリン・ファースといえば、まだラブコメ俳優の印象が強かった00年代初期の出演作『ロイヤル・セブンティーン』(2003年)でBMWのF650CSスカーバーを乗り回すシーンがありました。現在の渋い紳士ぶりからは想像できませんが、アメリカから来た奔放な婚外子に振り回される英国貴族の政治家という役どころで、ドタバタな笑いを誘っていたのです。

 そんなファースとトゥッチが、その豊かなキャリアを総括するかのような深い演技を披露してくれる『スーパーノヴァ』は、2021年7月1日(木)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開中です。

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