世界耐久選手権第2戦エストリル12時間は、F.C.C. TSR Honda Franceが優勝

波乱の展開でスタートした世界耐久選手権第2戦エストリル12時間レース決勝は、F.C.C. TSR Honda Franceが417周を走り優勝を飾りました。

日本チームがEWC第2戦を制す!

 世界耐久選手権(以下:EWC)第2戦エストリル12時間耐久レース決勝は、上位陣が転倒する中、着実な走りを見せたCBR1000RR-R FIREBLADE SPを駆るF.C.C. TSR Honda Franceが計417周を走り見事優勝を果たしました。

F.C.C. TSR Honda Franceジョシュ・フック選手

 7月17日(土)に全長4.182kmのエストリル・サーキットで行われた12時間耐久レースで、CBR1000RR-R FIREBLADE SPを駆るF.C.C. TSR Honda Franceが計417周を走り見事優勝を果たしました。

 厳しい暑さのなか、ジョシュ・フック選手、マイク・ディ・メリオ選手、高橋裕紀選手の3名のライダーが、激しい戦いの末に優勝を勝ち取りました。

 レース序盤に予選2位からスタートしたBMW Motorrad World Endurance Teamと3位のYoshimura SERT Motulが転倒し、その後予選トップのYART Yamaha EWC Official Teamも転倒。

F.C.C. TSR Honda France はマイク・ディ・メリオ選手

 波乱の幕開けとなったレースは、F.C.C. TSR Honda France はマイク・ディ・メリオ選手が4番グリッドからスタートし、3時間経過した時点で3番手に付けます。その後ライダーたちは安定したスティントを重ね、レース中盤には早いラップタイムを維持しながら2番手に浮上。

 レースの最終1/4に差しかかり、トップのWEBIKE SRC KAWASAKI France TRICKSTARとの差を縮め、WEBIKE SRC KAWASAKI France TRICKSTARはレース残り1時間半で、燃料切れでピットインを余儀なくされます。

 残り50分ジョシュ・フック選手が最終スティントを担当し、WEBIKE SRC KAWASAKI France TRICKSTARに1周差を付けてCBR1000RR-R FIREBLADE SPを優勝に導きました。

2戦連続遊書を目指したYoshimura SERT Motulは10位

 予選トップのYART Yamaha EWC Official Teamは、転倒により10位、前戦ルマン24時間レースで優勝のYoshimura SERT Motulは2度の転倒が影響し、17番手となっています。

 F.C.C. TSR Honda Franceは、今回の優勝で46ポイントを獲得し、2021年シーズンのポイントランキングで計82ポイントの総合2位につけています。総合首位には、2戦連続で2位表彰台を獲得したWEBIKE SRC KAWASAKI France TRICKSTARが浮上しました。

エストリル12時間を制したF.C.C. TSR Honda France

■F.C.C. TSR Honda Franceジョシュ・フック選手

 みんな、本当によく頑張りました。一つもミスせず、集中して終始ペースをキープできました。今日は本当にラッキーな1日で、最後には優勝を勝ち取ることができました。優勝の可能性があることは分かっていましたが、ペース維持が結果につながりました。この1週間、精一杯取り組んでくれたチームのみんなに大いに感謝しています。

■F.C.C. TSR Honda France マイク・ディ・メリオ選手

 タフな1週間でしたが、こうして締めくくることができて乗り越えた甲斐があります。なんといっても耐久レースですから、絶対に諦めてはいけません。最後のスティントで攻めることができるかどうか挑んだ結果、ミスがあったライバルを追い上げることができました。全力を尽くしてゴールを駆け抜けることができ、本当にすばらしかったです。

■F.C.C. TSR Honda France 高橋裕紀選手

 レースウイークの始めからとてもハードでしたが、全員が頑張ってトラブルを解消しました。今日はみんなが全力を尽くしました。この優勝をとても嬉しく思います。

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 FIM世界耐久選手権第3戦は、9月18日にフランスのポールリカール・サーキットで開催される、ボルドール24時間耐久レースです。

【了】

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