美味しいアジフライを求めて走る旅 国産ジーンズ発祥の地と呼ばれる児島で出会ったアジフライ定食

アジと言えばアジフライ! というライダーのために、美味しいアジフライを味わえるお店を紹介します。岡山県倉敷市の児島で見つけた『キッチン高山』のアジフライ定食です。

国産ジーンズで有名な児島で出会ったアジフライ定食

 最近、仕事(主にバイク業界関係)やプライベートで出かけた先で、その土地のアジフライが気になってしまう筆者(増井貴光)ですが、今回は岡山県倉敷市の児島へ行ってきました。

児島ジーンズストリートには、ジーンズメーカーの直販店やアパレル店が数多く並んでいる。最初に国産ジーンズを作った『ビッグジョン』の大型店舗もある

 児島は、江戸時代に干拓によって本土と地続きになりましたが、干拓された土地は塩分が多く米作に向かないため、塩に強い綿花を栽培するようになりました。また四国からも近く労働者が多い土地柄もあって、綿から織物をつくるようになり、繊維産業が発達していきました。

 明治時代には紡績会社が設立され繊維業が栄え、大正から昭和初期には、学生服や作業服の製造にシフトしていきます。そして昭和40年(1965年)に現在の『BIG JOHN(ビッグジョン)』の前身であるマルオ被服が国内で初めてジーンズを縫製し、発売しました。そのため児島は、国産ジーンズ発祥の地と呼ばれています。

 児島の見所といえば、やはり児島で作られているジーンズのショップが並ぶ「ジーンズストリート」でしょう。撮影(仕事)前に時間があったのでブラブラしてみました。昼ごはんに瀬戸内の魚、できればアジフライが食べられる店でも目星を着けておこうかと探してみますが、ここというお店は見つかりませんでした。児島の名産たこを使った「たこ飯」があるらしいのですがそれも見つからず、対岸が香川県だからか、うどん屋が目に着きます。

この日、仕事で伺ったのは21オンスデニムで有名な『アイアンハート』児島店。バイク乗りのためのファッションを数多く扱っている

 この日はジーンズストリートから少し離れた『IRON HEART(アイアンハート)』という21ozデニムで有名なメーカーの児島店で仕事です。結局夕方までかかり、昼ごはんにアジフライもたこ飯も食べられませんでした。というより美味しいアジフライを出すお店は、地元の人でも知っている人はいませんでした。

 撮影後、夕食にアイアンハートのスタッフがオススメという店へ向かいます。バイクを連ねて伺ったのは『キッチン高山』という洋食屋です。ランチタイムは待たないと入れない人気店とのことだったのですが、夜だったこともあり、すんなり入れました。

 席に着いてテーブルに置いてある黒板に書かれた本日のオススメを見ると、なんと「ヒレカツ、アジフライ、コロッケ」のセット、児島のアジフライを発見。さらにメニューを見ると「アジフライ定食」があるじゃないですか! 迷わずオーダーします。

トレイに綺麗に並べられた「アジフライ定食」。フライだけでなく小鉢や味噌汁も美味しい

 厨房からフライを揚げる小気味良い音を聞きながら待つこと数分、アジフライ定食がやってきました。粗めのパン粉で揚げられた美味しそうなアジフライです。付け合わせはスパゲッティとキャベツ。キャベツの浅漬けとひじきの小鉢、普通サイズのご飯と味噌汁、そして自家製と思われるソースとタルタルソース、さらに塩の小皿が所狭しとトレイに載っています。ご飯、味噌汁、キャベツはお代わり自由だそうです。

 アジフライは普通サイズが2枚。早速いただきます。サクサクの衣、身はフワフワではなくしっかりとした食べ応えがあります。筆者はソース派なのですが、タルタルソースも良く合います。そして塩で食べるのは初体験。とんかつと塩も合いますが、このお店のアジフライと塩もまた相性良し! 酒のつまみにするなら塩はかなり良さそうです。ここで美味しいアジフライに出会えたことに感謝してお店を出ます。

児島を離れる前に鷲羽山近辺をブラブラ。瀬戸大橋の袂で写真を撮っていたら雨が降ってきてしまった

 その夜はバイクで10分ほどのホテルに宿泊し、翌朝児島を発ちました。朝ご飯にうどんを食べようかと思ったのですが、瀬戸大橋の袂に行ったところで雨が降ってきてしまいました。うどんは諦めてレインウエアを着込み、高速道路に乗ります。自宅まで約700km、雨の中のんびり帰りました。

■キッチン高山
所在地:岡山県倉敷市児島赤崎1-16-35
営業時間:11時から14時30分、17時30分から20時(月曜夜、火曜定休)
※営業時間、休日は変更となる場合があります

【了】

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