【ダカールラリー2022ステージ2】ホンダのホアン・バレダ選手がダカールラリー28度目のステージ優勝

ダカールラリー2022のステージ2は、Monster Energy Honda Teamホアン・バレダ選手がステージを制し、ダカールラリー通算28度目の優勝を飾りました。2位には前日に続きMonster Energy Honda Teamのパブロ・キンタニラ選手が2位でフィニッシュしています。

Monster Energy Honda Teamホアン・バレダ選手ダカールラリー28度目のステージ優勝

 ダカールラリー2022のステージ2は、サウジアラビア北部で数日間にわたり豪雨に見舞われ、マラソンステージのためのアルアルタウィヤのビバークが流されてしまい結果、昨日の時点でステージ2のゴールは、カイスマフのキャンプに変更。338.43kmのスペシャルステージは豪雨の影響を受けませんでしたが、新たに設定されたビバークまでのリエゾンは総距離453kmにのびています。ステージ2は、砂丘が多く、タイムリミットが課せられるスペシャルステージ(以下:SS)はさまざまな砂丘で構成されています。

28度目のステージ優勝を飾ったMonster Energy Honda Teamのジョアン・バレダ選手
28度目のステージ優勝を飾ったMonster Energy Honda Teamのジョアン・バレダ選手

 Monster Energy Honda Teamのホアン・バレダ選手は、攻めに有利なポジションでスタートし、ライバルの追従を許さずSSは2位と約5分30秒差でゴール。2位には、GASGAS Factory Racingのサム・サンダーランド選手、3位には、Red Bull KTM Factory Teamのケビン・ベナビス選手が入りました。

 ホセ・イグナシオ・コルネホ選手は、あまり得意としない地形で、落ち着いたライディングができませんでした。一方、昨日のステージでタイムをロスしてしまったリッキー・ブラベック選手は、そのタイム差を取り戻す意気込みを見せ、今後のステージでさらに調子が上がることが期待できます。

ステージ2位に入り総合首位に立ったGASGAS Factory Racingサム・サンダーランド選手
ステージ2位に入り総合首位に立ったGASGAS Factory Racingサム・サンダーランド選手

 総合2位でスタートしたパブロ・キンタニラ選手は、肌寒いハイルのビバークから出発し、183kmのリエゾンを抜け、先にスタートした首位のライダーを追い続けます。キンタニラは懸命にプッシュし、ルートを切り拓いていましたが、GASGASのダニエル・サンダース選手を引き離すことはできませんでした。結果、ルートを切り拓いたハンデが打撃となってわずかなミスにつながり、タイムをロスしましたが、幸いにもダメージは最小限にとどめました。パブロ・キンタニラ選手は、首位から12分31秒差で総合7位でステージを終えています。

 また、ホアン・バレダ選手は、今回でダカールラリー28回目のステージ優勝を飾りました。今回の優勝で、バレダ選手はステファン・ペテランセルとシリル・デプレの33回に次いで、史上3番目となるダカールラリー通算ステージ優勝回数の記録保持者となっています。

■リッキー・ブラベック選手(ステージ15位/総合19位)

リッキー・ブラベック選手
リッキー・ブラベック選手

 今日はたいへんな1日、というわけではありませんでした。ミスは1つもしませんでしたが、とても寒い1日でした。だいぶ後方からのスタートだったので、ナビゲーションのないモトクロスのようでした。トレースしなければならないルートがたくさんあり、一番たいへんだったのが、ウエット・サンドにできた深い轍でした。とても速いステージでした。デューン(砂丘)に入り、フィジカルへの負担が大きい1日となりました。まだ2日目なのですが……最終日までエネルギーが残っていることを祈りましょう!まだまだ後方なので、これから数日間はプッシュし続けると思います。昨日は分かりにくいポイントの指示があって90%のライダーがルートをロストしましたが、今日は僕も似たような状況に陥りました。ダカールはタフです。

■パブロ・キンタニラ選手(ステージ23位/総合7位)

パブロ・キンタニラ選手
パブロ・キンタニラ選手

 タイムをロスすることが分かっていたので、僕にとってはあまりいいステージではありませんでした。330kmは砂漠、そのうち80kmはデューン(砂丘)でした。170km以降、ルートを切り拓いていましたが、260kmの地点でミスをしてしまい、それを確認して正しいルートに戻るためにタイムをロスしてしまいました。今週は間違いなくたいへんですが、次のステージへの対策は立てられると思います。気持ちは落ち着いていますし、ダカールにはいい日もそうでない日もあることはみんな分かっています。落ち着いて、集中し、最後まで楽観的でなければいけません。

■ホセ・イグナシオ・コルネホ選手(ステージ13位/総合18位)

ホセ・イグナシオ・コルネホ選手
ホセ・イグナシオ・コルネホ選手

 ステージをフィニッシュしたときには寒さでだいぶ消耗していました。今日のステージは感触がよく、昨日よりも調子が出ました。まだ改善の余地はありますが、数日中に取り戻せると思います。速さと集中力を取り戻そうとしているところです。次の数日間を楽しみにしていてください。総合順位を上げるために、良いステージにしたいと思っています。前向きな気持ちです。ラリーはまだ始まったばかりですし、改善する余地はたくさんあります。

■ホアン・バレダ選手(ステージ1位/総合10位)

ホアン・バレダ選手
ホアン・バレダ選手

 昨日はルートをロストするライダーがいるほどハードだったので、その後に迎えた今日は特にうれしいです。総合順位を上げられたのはいい結果ですが、まだ10日も残っていて、何が起こるか分からないので油断は禁物です。フィジカル面は万全で、残りのラリーが楽しみです。この1年間、良い状態で迎えるために努力してきたので、今は全力を出し切るときです。ダカールラリーにおいてステージ優勝数が3番目に多いライダーに名を連ねられたことをうれしく思います。これまでの努力と残した記録を誇りに思います。

※ ※ ※

 ステージ3は本日のビバーク変更の影響を受け、昨日の時点で、オーガナイザーの決定によりスペシャルステージの第一区間がキャンセルになり、タイムリミットを課せられる368kmのステージをクリアする必要がなくなりました。最初にスタートしたライダーたちは現地時間13時00分以降にカイスマフへ戻る予定です。

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