サイクリングは腹が減る!! 西日暮里「ひぐらしベーカリー」でこだわりのカレーパンを堪能
サイクリングは腹が減る、ということで、東京都荒川区西日暮里に店舗を構える「ひぐらしベーカリー」のこだわりカレーパンをご紹介します。
閑静な住宅地にある癒し系パン屋さん、揚げたてのカレーパンは絶品だった
サイクリングは腹が減る、ということで、今回は東京都荒川区西日暮里に店舗を構える、こだわりのカレーパンを提供するベーカリーを目指して走ります。

荒川からほど近い西日暮里のマンションが立ち並ぶ一角に、そのパン屋さんはあります。「ひぐらしベーカリー」という名前のカフェ&ベーカリーは、「パン屋の本屋」という書店が併設された複合施設「ひぐらしガーデン」内にあります。
中庭を挟んでベーカリーと本屋が並び、中庭の雰囲気がなんとも居心地が良く、青空が抜けていて開放感のある空間となっています。
「ひぐらしベーカリー」ではもちろんイートインが可能で、店内1階と2階、テラスでパンやドリンクなどをいただくことができます。
ここで名物のひとつであるカレーパンを物色します。3種類がラインナップし、揚げたてを提供したいという想いから約30分に1回のタイミングで店頭に並べられるこだわりよう。常に揚げたてのアツアツをいただくことができるのです。

閑話休題、筆者(山本健一)はサイメシ(サイクリスト飯)にはなぜカレーパンや肉系などの比較的重量級の食べ物が好まれるか考察をしてみました。
サイクリングはエンデュランス系スポーツの中でも、低強度で長時間続けることができるスポーツとして知られています。エネルギーを大量消費することになるので、当然空腹になります。さらに一日中ロングライドをしたなら、ご褒美も欲しいところ。低強度な運動は内臓負担も大きくはないでしょう。
総じて、体への負担が少なく、エネルギーが枯渇しているとなれば、たくさんの量やコッテリしたものが食べたくなる……といった説を提唱したいと思います。常軌を逸したロングライドを行う方もいますが、そう言ったケースは例外といたします。
話を戻して、今回は「チーズカレーパン」(259円)と「中辛カレーパン」(216円)をセレクト。どのような味わいなのでしょうか。

カレーパンにチェダーチーズを加えた「チーズカレーパン」は、カレーとチーズの組み合わせに間違いがないのは周知の通りでパンとの相性も抜群、その風味は容易に想像できます。
形状はやや細長く、生地は厚めでしっかりとした噛み応えがあります。サクッと頬張ると、もちもち生地の中にはカレーとチーズの層が確認できます。双方の旨味がミックスされ、マイルドながらスパイス感が食欲をそそります。
そして不動の人気を誇る「中辛カレーパン」も同様に、肉厚のパン生地は表面はカリッと、中はもっちもちです。カレーにはじゃがいもやにんじんなどの具がごろごろと入っており、それぞれの味も感じられます。そして追い打ちをかけるようにスパイスの豊かな風味が広がります。しっかり量もあるのでお腹も満足です。

デザートには「栗きんとんのデニッシュ」(453円)をいただきます。サクサク食感のデニッシュの上には栗と芋のペースト、さらに生クリームとカスタードクリームがたっぷり。上品な甘さは何個でも食べられそうです。
美味しいパンと、柔らかい日差しが注ぐカフェスペースの居心地がとてもよく、気分もリフレッシュできました。帰路も元気に走って行けそうです。
■ひぐらしベーカリー(ひぐらしガーデン内)
所在地:東京都荒川区西日暮里2-6-7
営業時間:8時から18時(月曜定休)
※営業時間、休日は変更となる場合があります
Writer: 山本健一
サイクルジャーナリスト(人力バイクのほう)。ジャーナリスト歴20年、自転車競技歴25年の公私ともに自転車漬け生活を送る。新作バイクレビューアー、国内外レースイベントやショーの取材、イベントディレクターなど、活動は多岐にわたる。