カワサキのフルカウルスポーツ「Ninja ZX-25R SE KRT EDITION」に乗ってみました!レーサーレプリカブームに憧れていたママライダー!

250ccの4気筒エンジンを搭載したフルカウルスポーツは、1980年代に人気だったカテゴリーのひとつ。当時のブームを知る世代で憧れた人も多いのでは? そんな中で登場したカワサキのNinja ZX-25R SE KRT EDITIONに乗ってみました!

レーサーレプリカ世代が心を躍らせたニーハンマルチ

 1980年代に巻き起こったレーサーレプリカブーム。当時はレースシーンの盛り上がりと共に大人気となりました。ちなみにレーサーレプリカはワークスレーサーをモチーフに公道でも走行可能にしたフルカウルのスポーツモデルのことで、アラフォー、アラフィフの世代では憧れた人も多いのではないでしょうか?

カワサキのスーパースポーツ「Ninja ZX-25R SE KRT EDITION」にママライダーが乗ってみた
カワサキのスーパースポーツ「Ninja ZX-25R SE KRT EDITION」にママライダーが乗ってみた

 当時はレーシーなフルカウルスポーツならなんでも「レプリカ」って呼んじゃっていましたが、今はレーサー直系じゃないモデルは「スーパースポーツ」って言うんですね。でも、単純に語感がよくって「レプリカ」って言いたくなっちゃうんですよね(笑)。

 大型二輪自動免許が「限定解除」という試験を受けないと取得できない時代だったこともあり、若者の間では排気量250cc~400ccの中型クラス、特に車検の必要がない250ccモデルに人気がありました。250ccの4気筒エンジンを搭載したフルカウルスポーツは「ニーハンマルチ」とか「ニーゴーマルチ」なんて呼ばれていたっけ…(遠い目)。

4気筒エンジンを搭載したNinja ZX-25Rが登場したので、ずっと乗ってみたいと思っていたのです!
4気筒エンジンを搭載したNinja ZX-25Rが登場したので、ずっと乗ってみたいと思っていたのです!

 いつの間にか街中から姿を消してしまって寂しく思っていましたが、最近フルカウルスポーツの人気が再燃。ついに2020年9月に2021年モデルとして4気筒エンジンを搭載したNinja ZX-25Rが登場したので、ずっと乗ってみたいと思っていたのです!

 ちなみに私は1990年代半ばに限定解除。当時は馬力の自主規制があり、排気量別に10種類ありました。250ccクラスは40馬力でした。馬力の自主規制は2007年に撤廃されましたが、一方で二輪車の排ガスや騒音規制は年々厳しくなり、二輪車を取り巻く環境は激しく変化しています。実際のところ、性能や乗り味にどう影響しているのでしょうか? 興味津々です!

シャープなフロントマスクにKRTのスペシャルカラーが映えます!

 今回はNinja ZX-25Rの上級モデル「SE(スペシャル・エディション)」に試乗。ボディカラーはスーパーバイク世界選手権に参戦するKRT(カワサキレーシングチーム)のファクトリーマシンNinja ZX-10RRカラーをモチーフにした「KRT EDITION」です。アップ/ダウン対応のクイックシフターを搭載するほか、USB電源ソケットやフレームスタイダーを装備。ウインドシールドはスモークタイプ、ホイールにはライムグリーンのリムテープが採用されています。

KRTエディションの第一印象で目を引くのはやっぱりカラーリング!
KRTエディションの第一印象で目を引くのはやっぱりカラーリング!

 第一印象で目を引くのはやっぱりカラーリング! レーシーな装いにワクワクします。間近で見ると思ったよりも重厚な感じ。近年のシングルやツインエンジンのフルカウルスポーツに見慣れてしまっていたからかもしれません。並列4気筒エンジンなので幅広でボリューミーです。

シャープなフロントマスクは、2眼式LEDヘッドライトやセンターのラムエアインテークを装備し、ヤル気が面構えに現れている
シャープなフロントマスクは、2眼式LEDヘッドライトやセンターのラムエアインテークを装備し、ヤル気が面構えに現れている

 フロントマスクはシャープで、2眼式LEDヘッドライトがまるで生き物のような存在感を出しています。センターのラムエアインテークも「いかにも」っぽくてクールです。実際にラムエア加圧時には、平常時の45馬力から1馬力アップして46馬力になるんだとか。ヤル気が面構えに現れているようです。

シート高は785mmと低めですが、身長158cmの私で両足のつま先が接地し、カカトがちょっと浮く程
シート高は785mmと低めですが、身長158cmの私で両足のつま先が接地し、カカトがちょっと浮く程

 シート高はスペック上では785mmと低めですが、幅があるので足を下ろすと開き気味になります。実際にまたがってみると身長158cmの私でつま先が接地し、カカトがちょっと浮く程度。安定感があるけど、さほど重さを負担に感じません。ハンドルの絞り角はほどよく、そんなに低い位置でもありません。上体とヒジにちょっとゆとりがあります。ライディングポジションはキツくなくて、運動性もよさそうです。

多くの情報を表示するデジタルスピードメーター
多くの情報を表示するデジタルスピードメーター

 コックピットの右側にはデジタル液晶パネルのスピードメーターがあり、オドとトリップ、燃料計、航続可能距離、瞬間/平均燃費、吸気温度、水温、時計などさまざまな情報が表示可能です。左側がアナログの大型タコメーターとインジケーターランプ類。中央部分はギアインジケーターになっています。6速もあるので忘れっぽい私にはギアインジケーターがあるのは助かります。

 そしてシート左サイドにはヘルメットホルダー。リアシートは取り外すと書類やETCが収納できるスペースがあります。シートも取り外すとUSB電源ソケットが備え付けられており、シンプルながらも使い勝手はよさそうです。

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