「陶酔のアイドル」の偉業を伝えるロック・ドキュメンタリー『スージーQ』
1970年代に「サディスティック・ロックの女王」「陶酔のアイドル」と呼ばれ、後に続くアーティストに多大な影響を与えた伝説のロッカー、スージー・クアトロのドキュメンタリー『スージーQ』が、2022年5月6日(金)より全国順次公開されます。
いまなお走り続けるロックの女王
1970年代に“女性によるロック”の道を切り拓き、「サディスティック・ロックの女王」「陶酔のアイドル」と呼ばれたスージー・クアトロ。『スージーQ』は、いまだ現役で活躍する女性ロックシンガーの草分け的存在、スージー・クアトロの音楽史を辿るドキュメンタリーです。

1950年6月生まれのスージーは、音楽の街“モータウン”デトロイトの音楽一家で育ち、姉たちとのガールズバンドを経てイギリスに渡ると、1973年リリースの「キャン・ザ・キャン」が全英1位を獲得。続く「48クラッシュ」「デイトナ・デモン」も大ヒットし、同年イギリスで最高の売上を記録するアーティストとなります。
まだ根強かったジェンダー差別と闘いながら、「ワイルド・ワン」や「悪魔とドライブ」などのハードロックな曲で大ヒットを連発したスージー。このドキュメンタリーでは、活動を共にしたアリス・クーパーや、彼女に影響を受けたというジョーン・ジェットなどのインタビューも交え、ここ日本でも大々的なツアーを行うなど世界中に刺激を与えてきたスージーのエネルギッシュな生き様が映し出されます。

スージーの代名詞とも言える、レザーのジャンプスーツに身を包みベースを弾くアーティスト写真に強烈なインパクトを受けたというロックファンは少なくないでしょう。ビジュアル面でも大いに影響を受けているジョーン・ジェットは、スージーについて「彼女は私には不可欠な存在」と語っています。
ロックの疾走感を想起させるモチーフとして、スージーのイメージビジュアルには様々なバイクが登場してきました。真っ赤なBMWのボクサーや、1969年公開の『イージー★ライダー』を意識したようなチョッパーに跨る彼女には、まさにロックの女王といった貫禄と、まだ20代前半の瑞々しさが同居しています。

2019年には8年ぶりのアルバムをリリース、ロック界の先駆者として今も精力的に活動を続けるスージー。彼女を崇拝するジョーン・ジェット、デボラ・ハリー、シェリー・カーリーら女性ロッカーも総出演する『スージーQ』は、2022年5月6日(金)より全国順次公開です。








