美味しいアジフライを求めて走る旅 「聖地」を宣言した長崎県松浦市へ!!
アジと言えばアジフライ! というライダーのために、美味しいアジフライをいただけるお店を紹介します。『アジフライの聖地』を宣言した、長崎県松浦市を訪れました。
アジフライの聖地、松浦の魚はどれも美味い!
美味しいアジフライを求めて、筆者(増井貴光)は愛車のハーレー「ロードグライド」に跨り、東名高速から新東名、伊勢湾岸、新名神、名神からまた新名神、そして山陽道から中国道と、ひたすら高速道路を西に走ります。

自宅から約1000kmで関門海峡を渡り、九州上陸。更に走ること2時間、やってきたのは長崎県松浦市です。ここへ来た理由は、もちろんアジフライなのです。松浦市は、2019年に『アジフライの聖地、松浦』を宣言しています。聖地と聞けば訪れなくてはいけません。という訳で、1200kmほど走ってやってきたのでした。
市内中心部にある松浦シティホテルに到着した頃には、20時を過ぎていました。この日は、場所によって豪雨に遭ったと思えば晴天に、気温がぐんぐん上がり酷暑になったりとハードな1日でした。ホテルのフロントでチェックインしつつ、アジフライ情報を入手します。
バイクから荷物を下ろし、部屋に入ってシャワーを浴びて出かけるとなると30分程度はかかってしまいます。その時間から外へ繰り出しても営業している店が少ない……どうしようかと思っていたら「当ホテルのレストランのアジフライも美味しいですよ」と嬉しい情報をいただきました。
ダッシュでシャワーを浴びて松浦シティホテル1階の「レストラン松花」に入ったのは20時50分、ラストオーダーは21時半、閉店は22時です。

席に案内されながら生ビールをオーダーし、走行距離約1200km分の疲れた身体に染み渡るビールを感じつつメニューを見ます。すると、なんと「アジフライの聖地Menu」があるではないですか! アジフライが2枚の王道「アジフライ定食」と、アジフライ1枚に松浦で水揚げされたマグロの刺身、松浦産野菜の天ぷらが豪華セットになった「アジフライ御膳」の2種類が聖地メニューです。これだけ走ってきたのだから、ここは自分へのご褒美ということで「アジフライ御膳」をオーダーします。アジフライ1枚じゃ寂しい、という人は1枚400円で追加オーダーすることも出来ます。
ジョッキのビールを飲み終わるくらいのタイミングで「アジフライ御膳」がやってきました。聖地松浦のアジフライが1枚、付け合わせはキャベツの千切りにキュウリとトマト、タルタルとウスターらしきソースが付きます。マグロの刺身が2種類、野菜の天ぷら、ご飯とみそ汁で「アジフライ御膳」となります。
2杯目のビールがきたところでアジフライからいただきます。大きさは普通で厚め、揚げ具合も良い感じでサクサクです。身は歯応えが残る適度なフワフワ食感、脂がのっていて美味い!

そもそもバイクで美味しいアジフライを食べに行くこの企画、アジフライをアテにビールを飲むのは今回が初めてです。しかしこれがまた美味い! ご飯にはもちろん合いますが、ビールとの相性も抜群です。そして添えてあるソースがスパイシーで良く合うこと。後で気がついたのですが、メニューに書いてありました。長崎の醤油や味噌のメーカー「チョーコー醤油」が長崎名物の皿うどんに合うように作った「金蝶ソース」だそうです。
アジフライを追加したいところですが、刺身と天ぷらもあるのでやめておきます。その刺身のマグロが、これがまた美味い! 松浦の魚おそるべし! 厚みのある切り方でボリュームもあります。テーブルに置いてある醤油は「さしみしょうゆ」と「かけしょうゆ」の2種類があり、やはり九州なので甘口でとろみのある「さしみしょうゆ」でいただきます。筆者はこの「さしみしょうゆ」、けっこう好きです。そして天ぷらもおいしくいただき大満足の「アジフライ御膳」でした。

その後、翌日の下調べなどをしようと思っていたのに、長距離ツーリングの余韻に浸る間も無く爆睡した筆者でした。

Writer: 増井貴光
旅をライフワークにバイク専門誌などで活躍するカメラマンでコラムニスト。国内だけでなく、アメリカでランドスピードレースやドラッグレースの撮影を続けている。著書としてユタ州ボンネビルで最高速に挑戦するライダーを撮影した写真集『bonneville』と、ルート66を実際に走って撮影した『movin’on』がある。また撮影だけでなく、イベント等の企画・運営にも携わるなどその活動は幅広い。愛車はハーレーFLTRXS、ホンダXR250とCT110












