第一通行帯しか走れない&滑る路面での沖縄ツーリング~オススメは西海岸道路!

第一通行帯しか走れない!!
実際に走行してみると、規制されている区間は交通量の多い幹線道路なので、2~3車線あってもいちばん左の車線しか通行できないとスムーズには走れません。
停留所でバスが停まったときは、後ろで待ち続けるしかないのか……!? 右折したいときは、原付1種のように二段階右折するべきか……!? どうすればいいのか、明確にわからないまま警察のご厄介になるのだけはご勘弁なので、一旦コンビニの駐車場に入り、交通ルールを調べ直します。
右折はどうする……!?
県警のホームページによると、違反点は1点で、反則金は二輪6000円、原付5000円とのこと。そして、こう記されています。

「二輪車は第一通行帯(第一車線)を走行しなければなりません。 ただし、右折・横断する場合は、あらかじめその前から、できる限り道路の中央に寄って右折・横断するようにしてください」
※一部抜粋
“あらかじめその前から”って、具体的に何メートルなんだろうというモヤモヤは残るものの、停留所で停まっているバスをよけたり、右折レーンを利用することはできることを確認。いやはや、面倒な交通規制です。
こうした声を受け、一部区間で規制解除もおこなわれています。引き続き、全線での見直しを検討していただきたいと、願わずにはいられません。
沖縄の道はすべる
快適な西海岸道路の半分が利用できず、「しまった、軽二輪クラスにしておけばよかった」と後悔したのも事実ですが、前輪が2つある「トリシティだから安心」と感じることもありました。沖縄の道路は、滑りやすいのです。特に雨が降って濡れた時のツルツル感は、二輪車利用時に不安を抱きます。

沖縄では、一般道のアスファルトに珊瑚礁の琉球石灰岩が用いられ、軟らかい材質がゆえに路面が磨耗しやすく、水に濡れるとさらにスリップしやすいのです。
また、強烈な直射日光でアスファルトが劣化しがちで、海からの塩分の結晶が路面に付着することもあって、乾いていても滑りやすくなっています。
守り神ともご挨拶
住宅街に入りゆっくり進むと、T字路の突き当りや三叉路に石敢當(いしがんとう)があることに気づきます。沖縄にいる魔物は直進しかできないと言われていて、石敢當によって魔除けをするために設置されているのです。

こうして、ゆっくりと安全に心がけた沖縄ツーリングは、レンタルバイクを利用し、結果的に大満足。レンタカー不足の今夏、オススメです!!

Writer: 青木タカオ(モーターサイクルジャーナリスト)
バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。自らのモトクロスレース活動や、多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク技術関連著書もある。


















