【SBK第6戦チェコ】ドゥカティが1000回目の表彰台、ヤマハはWSBK通算100勝目を達成

スーパーバイク世界選手権(WSBK)の2022年シーズン第6戦チェコ決勝レースが7月30日から31日にかけてオートドローム・モストで開催されました。今回のレースではアルバロ・バウティスタ(Aruba.it Racing – Ducati)がレース1、T・ラズガットリオグル選手(Pata Yamaha with Brixx WorldSBK)がレース2・スーパーポールで優勝を飾りました。

ライダーズランキングトップ3選手が肉薄した走りを披露

 スーパーバイク世界選手権(WSBK)の2022年シーズン第6戦チェコ決勝レースが7月30日から31日にかけてオートドローム・モストで開催されました。

SBK第6戦チェコ決勝レースの様子
SBK第6戦チェコ決勝レースの様子

 決勝レース初日のレース1(22周)では、ライダーズランキングトップのアルバロ・バウティスタ選手(Aruba.it Racing – Ducati)選手が優勝。2位にトプラク・ラズガットリオグル選手(Pata Yamaha with Brixx WorldSBK)、3位にスコット・レディング選手(BMW Motorrad WorldSBK Team)が入賞しています。

 翌31日に行われたスーパーポール・レース(10周)ではラズガットリオグル選手が優勝。2位にジョナサン・レイ選手(Kawasaki Racing Team WorldSBK)、3位にバウティスタ選手が入賞。

 スーパーポールの結果がグリット位置に反映されるレース2ではラズガットリオグル選手が優勝。2位にバウティスタ選手、3位にジョナサン・レイ選手が入賞しています。

 今回のレースを終え、ライダーズランキングトップ3のA・バウティスタ選手、J・レイ選手、T・ラズガットリオグル選手は次のように話します。

■アルバロ・バウティスタ選手(Aruba.it Racing – Ducati)298ポイント

アルバロ・バウティスタ選手とマイケル・ルーベン・リナルディ選手(Aruba.it Racing – Ducati)
アルバロ・バウティスタ選手とマイケル・ルーベン・リナルディ選手(Aruba.it Racing – Ducati)

「今回の勝利はとても嬉しいです。ドゥカティにとって歴史的な結果を残すことができたし、1000回目の表彰台を達成したライダーであることに誇りを感じています。それを1位でやり遂げたというのも、何か感慨深いものがありますね。周回を重ねるごとにフィーリングが良くなり、序盤のジョニーとトプラクのバトルもあって、正直なところ、彼らとの距離を縮めることができました。レース中盤からはフィーリングがとても良くなり、アタックすることができました。

 とてもポジティブな週末でした。ドゥカティに乗ったことのないサーキットでは、何か問題があるかもしれないと思っていました。また、手の問題がまだ完全に解決していないため、100%ではありませんでしたが、チームとしては、無理なタイヤ選択にもよく対応できたと思います。大事なのはミスをしないことで、バランスはとてもいいと思います」。

■ジョナサン・レイ選手(Kawasaki Racing Team WorldSBK)267ポイント

ジョナサン・レイ選手(Kawasaki Racing Team WorldSBK)
ジョナサン・レイ選手(Kawasaki Racing Team WorldSBK)

「スーパーポールのレースはうまくいっていましたし、リズムも良かったです。最終ラップの15コーナーでは、トプラックに比べて強いと感じましたが、彼は他の周回とはまったく違うラインをとってきました。彼は守りに入っていて、足をフットペグから離していたんです。

 僕はイン側に入り、もちろん自分のラインも妥協しなければならなかったのです。グラベルが十分にあったので、ペースを落として再スタートし、ポジションをキープすることができました。戦いは楽しかったですし、ブレーキングも昨日より良くなっていました。

 第2レースは序盤が混乱していて、とくに最初の2周はバッサーニとリナルディが激しくぶつかり合っていました。アルバロとトプラクを前に行かせないように意識して、バッサーニをパスしたらリナルディがT1に出てきました。全般的には、終盤の6、7周目まではとてもいい感じでしたが、フロントが滑ったり、リーンアングルでチャタリングが起きたり、マシンが大きく動いてしまったんです。体力的にもかなりきつかったので、終盤は彼らのほうがペースがよくて、僕はそれ以上、どうすることもできなかったです。でも悔いはありません。マシンのセットアップが昨日よりも良くなっていたので、間違いなく進歩しています。トプラクとアルバロのふたりにはおめでとうと言いたいです」。

■トプラク・ラズガットリオグル選手(Pata Yamaha with Brixx WorldSBK)260ポイント

トプラク・ラズガトリオグル選手(Pata Yamaha with Brixx WorldSBK)
トプラク・ラズガトリオグル選手(Pata Yamaha with Brixx WorldSBK)

「「昨日はリアのグリップに問題があったが、今日はそれが解消された。我々は常に最大限の努力をしており、このような良い週末を過ごすことができて本当にうれしい。これでヤマハの優勝回数は101回になりました。スーパーポールのあと、マシンのフィーリングがとても良くなって、終盤になるとリアタイヤが大きく減ってしまった。第2レースはペースも良く、リアタイヤを痛めることもなかった。何周か走ったあと、アルヴァロとジョニーと一緒に走ったが、アルヴァロがとても速かったのでジョニーをパスして、アルヴァロとバトルになった。でも彼をパスしたあとは、もっといい走りができるようになったし、フィーリングもリラックスできて、ラップタイムもとてもよくなったよ。チャンピオンシップのことは考えず、1戦1戦に集中している。僕にとって重要なのは、何度も優勝すること、そしてそれに集中することだ。毎レース、優勝を目指して戦っているのだから、これはとてもいいモチベーションになる。今日はとてもいいレースができた」。

【画像】第6戦チェコ決勝レースの様子を画像で見る(22枚)

画像ギャラリー

最新記事