【MotoGP】アンドレア・ドビツィオーゾ選手 第14戦サンマリノGPを最後に引退

ヤマハのサテライトチーム「RNF MotoGP Racing Team」からMotoGP 2022年シーズンに参戦中のアンドレア・ドビツィオーゾ選手が、第14戦サンマリノGPを最後に引退することを発表しました。現在はどのような心境なのでしょうか。

20年間に及ぶキャリアに終止符

 ヤマハのサテライトチーム「RNF MotoGP Racing Team」からMotoGP 2022年シーズンに参戦中のアンドレア・ドビツィオーゾ選手が、第14戦サンマリノGPを最後に引退することを発表しました。

引退を発表したアンドレア・ドビツィオーゾ選手
引退を発表したアンドレア・ドビツィオーゾ選手

 2001年にロードレース世界選手権の125ccクラスにデビューしたドヴィツィオーゾ選手は、2004年に同クラスのタイトルを獲得し、翌2005年には250ccクラスに昇格。その後2008年からMotoGP最高峰クラスへ参戦するライダーです。

 ドヴィツィオーゾ選手は、2009年から2011年までホンダ、2012年にヤマハ、2013年から2020年にドゥカティ、2021年からは再びヤマハと複数のメーカーのマシンで参戦を続けてきましたが、ホンダ時代の2011年に3位、ドゥカティ時代の2017年から2019年まで3年連続でランキング2位を獲得するなど功績をのこしてきました。

 今回の発表に際し、ドヴィツィオーゾ選手は次のように話します。

■アンドレア・ドビツィオーゾ選手

引退を発表したアンドレア・ドビツィオーゾ選手
引退を発表したアンドレア・ドビツィオーゾ選手

「ジャービス(ヤマハ・モーター・レーシング・マネジング・ディレクター)の言葉に感謝し、全面的に賛同します。2012年、磐田にあるこのメーカーとの経験が、私にとっては非常に大きなものでした。以来、いつかはヤマハと正式に契約を結びたいと考え続け、2021年に実現しました。このプロジェクトを信頼し、そのなかでうまくやれるという可能性を信じていたため、挑戦してみることにしたのです。

 しかし残念ながら、MotoGPは近年、大きく変化しました。チームとヤマハが継続的に貴重なサポートをしてくれたにもかかわらず、私はマシンに気持ちよく乗ることができず、ポテンシャルを最大限に活用することができませんでした。成績はネガティブなものでしたが、それ以上に、非常に重要な人生経験になったと考えています。

 多くの困難にぶつかったとき、その状況や自分自身の感情をコントロールする能力が必要です。目標を達成することはできませんでしたが、ヤマハの技術者やチーム・メンバーとの話し合いは、彼らにとっても私にとっても常に前向きで建設的なものでした。最も厳しい状況のときでさえ、私たちの関係は忠実でプロフェッショナルなものでした。

 こうしたすべてのことについて、私はヤマハ、チーム、WithU、そしてこのプロジェクトに関わったすべてのスポンサーに感謝します。期待したようにはいきませんでしたが、トライしたことは間違っていなかったと思っています。私の冒険はミサノで終わりますが、このチャレンジに参加したすべての人との関係は永遠に続きます。みなさん、ありがとうございました」。

※ ※ ※

 なお、第15戦以降の残り6戦は、ドビツィオーゾ選手に代わり、ヤマハのオフィシャル・テストライダーであるカル・クラッチロー選手が「WithU Yamaha RNF MotoGP Team」から出場することが決定しています。

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