全面忍者推しの新名神「甲南PA」で「近江牛そば」を堪能 バイクで行く高速道路グルメ
バイクでフラッと立ち寄った高速道路のPA(パーキングエリア)でその土地ならではの味や演出に出会えると、旅の魅力も倍増すること間違いありません。新名神高速道路「甲南PA」(上り)は甲賀流忍者の里に立地し、まさに忍者色豊かな施設でした。
とにかく忍者一色の楽しいPA
新名神高速道路「甲南PA」(上り)は、夜になると建物の窓から格子状に灯りが漏れていて美しく、一体どんなPAなのだろうと気になっていました。日中、バイクで移動中に立ち寄り、建物に近づくと……。なるほど、ここは「甲賀流忍者全面推し!」の施設でした。

建物の外も中も忍者だらけ。入口で迫力のある「からくりアート」を眺め、空腹を満たすべくフードコートへ向かいます。
オーダーしたのは「近江牛そば」(770円)です。「近江牛」は「神戸牛」「松坂牛」と並ぶブランド牛肉です。「神戸牛」は約130年、「松坂牛」は約100年の歴史があると言われますが、「近江牛」は、なんと400年の歴史があると言われています。
テーブルについて出来上がりを待つ間、ふと天井を見上げると、そこにも忍者が! 徹底して訪れた人を楽しませようとしていることがわかります。そうこうしているうちに、近江牛がたっぷり乗ったそばが出来上がりました。
牛肉、刻みネギ、薄切りのかまぼこ、この鮮やかな色合いが食欲をそそります。やはり牛肉の旨さが際立ち、つゆにも旨味が溶け出し、しっかり完飲してしまいました。

エンタメ要素の強い「甲南PA」には、ほかにも「忍術焦がし黒醤油ラーメン」や、限定商品の「忍者の里 くるみゆべし」、栄養ドリンクの「チオタミンD 忍」、忍者グッズなど、楽しい商品がいっぱいありました。新名神を利用の際は、一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。