答えられる? バイク免許の種類を徹底解説

バイクの免許には種類があり、それぞれに運転できる排気量や車種が違います。そんなバイクの免許は何種類あるのでしょうか。

バイクの免許は4種類 + AT限定3種類の合計7種類

 これからバイクの免許を取得しようと考えている人も多いと思います。しかし、一口に「バイク免許」といってもその種類はさまざまで、種類ごとに運転できる車種や排気量が違います。バイクの免許は、一体何種類あるのでしょうか。

バイクの免許を取得してバイクライフを楽しむ様子
バイクの免許を取得してバイクライフを楽しむ様子

 バイクの免許はクルマとは異なり、エンジンの排気量で区分されています。排気量ごとに4つに分けられ、さらにAT(オートマ)限定の免許が3種類あるため、その合計は7種類。

 なかで最も簡単に取得できるのは、原動機付自転車免許です。これは、一般的に「原付免許」と呼ばれる免許で、取得すればエンジン排気量50ccまでのバイクを運転することが可能。

 原付免許は16歳以上であれば受験資格があり、地域の運転免許センターなどで適正検査をパスした後に、筆記試験を受けて90%以上の問題に正解していれば合格です。筆記試験に合格した後は安全運転についての原付講習があり、受講すれば交付されるという流れとなっています。

 また、原付免許は他の運転免許とは異なり、教習所に通う必要はなく、筆記試験のみで免許の取得が可能。早ければ1日で免許が手に入る点も、簡単に取得しやすい理由のひとつといえるでしょう。

 なお、原付バイクには特有の交通ルールが設けられており、例えば一般公道では制限速度30km/h、交差点は原則的に二段階右折が必要です。加えて、高速道路の走行はできない上に、乗員はひとりのみなので、ふたり乗り(以下、タンデム走行)をした場合は、違反行為になるので注意してください。

 ちなみに原付免許は普通自動車免許に付帯されている免許でもあるため、クルマの免許を持っていれば原付バイクも運転することが可能です。

小型限定普通二輪免許で運転可能なアプリリア「RX125」
小型限定普通二輪免許で運転可能なアプリリア「RX125」

 2種類目は、小型限定普通二輪免許(以下、小型二輪免許)です。取得できる年齢は16歳以上。排気量125ccまでのバイクが運転の対象となっており、高速道路は50ccの原付バイクと同様に走行不可となっています。

 原付バイクとは異なるのは、タンデム走行が可能という点。ただし、免許取得してから1年以上が経過していることと、乗員が2名となっている車種であることが条件です。

 また、小型二輪免許からは、オートマ限定免許である「AT小型二輪免許」も用意されています。クラッチ操作が不要なモデルしか運転できないものの、125ccクラスにはスクーターも多いため、オートマ限定であっても、そこまで不便を感じることはないでしょう。その他の条件は、小型二輪免許と同様です。

 どちらも教習所に通い、技能検定と学科教習を修了してから、学科試験に合格して免許を取得するのが一般的な方法。なお、教習所に通わずに運転免許試験場で学科試験と技能試験を受ける、「ダイレクト試験」で免許を取る方法もあります。

まだまだある二輪免許の種類

 4種類目は、排気量400ccまでのバイクを運転できる普通自動二輪車免許(以下、普通二輪免許)です。取得可能な年齢は16歳以上で、一般的には小型二輪免許と同様に教習所に通い、学科試験を受けて免許を取得します。

普通二輪免許で運転可能なホンダ「CBR400R」
普通二輪免許で運転可能なホンダ「CBR400R」

 普通二輪免許を持っていれば、排気量が125ccを超えるバイクを運転することが可能。高速道路も走行できる上に、タンデム走行も可能です。もちろんタンデム走行をする場合は、免許を取得してから1年以上経過していることが必須。加えて、高速道路でタンデムする場合は、年齢が20歳以上かつ、普通自動二輪車、もしくは大型自動二輪車免許を取得してから3年以上が経過していないとなりません。

 なお、一般公道では、普通二輪免許を取得して1年経てばタンデム走行が可能ですが、条件を満たさない人が高速道路をタンデム走行した場合は違反行為となります。違反した場合は、違反点数2点、反則金1万2000円が課せられます。

 また、普通二輪免許のオートマ限定免許として、AT限定普通二輪免許も存在します。取得すれば、エンジン排気量400ccまでのスクーターが運転できるようになり、その他の条件は普通二輪免許と同様となっています。

大型二輪免許で運転可能なハーレーダビッドソン「lowrider」
大型二輪免許で運転可能なハーレーダビッドソン「lowrider」

 6種類目は、大型自動二輪車免許(以下、大型二輪)です。

 エンジン排気量400ccを超えるバイクを運転する場合に必要な免許で、以前は取得が困難な免許でしたが、規制緩和によって教習所に通って学科試験に合格すれば、取得できるようになりました。ただし、取得可能な年齢は18歳以上と、規制が緩和されたとはいえ、他の二輪免許よりも取得しづらい免許といえるかもしれません。

 ちなみに、高速道路は普通二輪免許と同様に走行可能なほか、タンデム走行の条件も同じです。

 そして7種類目はAT限定大型自動二輪車免許。マニュアルミッションでなければ、どんなバイクも排気量の制限なく運転することができます。

 最近は、リッタークラスのバイクでもオートマでシフトチェンジできるモデルが増えているため、AT限定大型二輪でもいろいろなバイクを楽しめます。高速道路やふたり乗りに関しての条件は、前述のとおりです。

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 バイクの免許は、全部で7種類あります。それぞれに取得可能な年齢や、交通ルールが異なる部分があるため、取得を検討している人は免許の条件を、事前に確認しておくようにしましょう。

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