ワイヤレス充電機能を標準装備した電アシパッケージ「Wicha」登場

ワイヤレス給電の専業メーカーである株式会社ビー・アンド・プラス(本社:埼玉県)は、電動アシスト自転車、ワイヤレス充電モジュール、専用充電スタンドなどを一体パッケージ化したシステム「Wicha」をリリースしました。

ワイヤレス充電でより便利に

 ワイヤレス給電の専業メーカーである株式会社ビー・アンド・プラス(以下:B&PLUS)は、2023年5月22日に電動アシスト自転車、ワイヤレス充電モジュール、専用充電スタンドなどを一体パッケージ化したシステム「Wicha」をリリースしました。

電動アシスト自転車、ワイヤレス充電モジュール、専用充電スタンドなどを一体パッケージ化したシステム「Wicha」
電動アシスト自転車、ワイヤレス充電モジュール、専用充電スタンドなどを一体パッケージ化したシステム「Wicha」

 B&PLUSは、これまでシェアサイクル向けにワイヤレス充電モジュールを販売してきましたが、電動アシスト自転車の種類によって電気的仕様、取付性、スタンド構造などが異なるため、各車両に合わせたカスタマイズが必要でした。

 そのため、ユーザーからはワイヤレス充電の単一モジュールのみではなく、トータルパッケージとして提供の要望が寄せられていましたが、B&PLUSははそうした声に応えるべく電動アシスト自転車、ワイヤレス充電モジュール、専用充電スタンドなどを一体パッケージ化したシステム「Wicha」をリリース。

 各モジュールをパッケージ化したWichaは、配線や取付が完了した状態で納品されるため、AC電源を繋ぐなどの最低限の準備でワイヤレス充電機能付きアシスト電動アシスト自転車の使用が可能となっています。

 ベースとなった自転車は武田産業社のPITCLEで、一般的なシェアサイクル車両に比べて、スポーティな外観のため一般利用はもちろんレジャー等のアクティビティい最適。

 信頼のパナソニック製バッテリー(9.6AH)を搭載しており、最大約86km(モード3利用時)の走行距離を実現しています。

 フロントフォークにはB&PLUS製のワイヤレス受電モジュールが搭載されているため、専用充電スタンドに駐輪することで、自動でバッテリーが充電されます。

 また、専用ワイヤレス充電スタンドは太陽光発電事業やモビリティ事業を手掛けるハイパーウェブ社と共同で開発されたもので、充電モジュールは充電中はLEDが点灯。防水性を有しているため屋外使用が可能です。

 そのほか、乗車時のスマートフォン利用なども考慮し、Qi規格のワイヤレス充電機能を備えたスマートフォンホルダーも標準装備されたWicha。導入に関してはB&PLUSに問い合わせとなっています。

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