ライダーもお世話になってる「道の駅」! そもそもなんのために作られたのか?
日本全国に広がる「道の駅」
国土交通省によると、「道の駅」として2024年2月16日の時点で1,213駅が登録されているそうです。
都道府県別でみると、もっとも多いのが雄大な面積を誇る北海道で127駅で断トツ。次いで岐阜県の56駅、長野県の54駅、新潟県の42駅と続きます。もっとも少ないのが東京都で1駅、次いで神奈川県の4駅で10駅以下はこの2つだけです。

ちなみに、道の駅の案内標識に描かれたシンボルマークは、公募作品をもとに採用されたとのこと。2本の樹木と駐車場を配置し、緑あふれる安らぎの空間をイメージしていると言います。さらにその右側には建物と人が描かれていて、案内と地域情報の発信機能を持っていることを意味しており、樹木と駐車場のイラスト部分が「道」のしんにょうを表しているそうです。
なお一般道の休憩施設として全国に広まった道の駅ですが、地域に密着していることから防災機能としての役割としても期待されています。
実際に、2011年の東日本大震災や2016年の熊本地震などでは、「道の駅」が地域の避難所としての役目や、自衛隊や警察などの救援活動の拠点、緊急物資などの基地機能として活用されました。日本は災害が多い国なので、道の駅の防災機能を充実させるための整備が現在進められているそうです。
このようにさまざまな方面から期待が寄せられている道の駅ですが、その一方で、課題も少なくありません。
とくに運営上の問題は深刻で、近年の人口減少や高速道路の無料化、バイパスの開通などが原因で道の駅に立ち寄る人が以前よりも減っていると言います。

また、農作物を特産品としている道の駅では、季節によって陳列する商品が少なくなる問題や、出荷者の高齢化により商品がなかなか集まらないといった問題も抱えています。運営母体が自治体の場合は、売上高の減少がそのまま地域の財政問題に影響を及ぼしかねません。
こうした状況のなか、少しでも売り上げを伸ばすために、PR活動を強化したり、オリジナル商品の開発やイベントなどを開催して、道の駅ごとに来訪者を飽きさせないさまざまな取り組みがおこなわれているようです。
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第1号の誕生から約30年。「道の駅」は日本全国に広がり、今では1,200駅を超えるまでに成長し、道路を利用する人にとって無くてはならない存在となりました。
現地ならではの文化や特産物などの魅力が道の駅にはたくさん詰まっています。ツーリングの際はいつもよりも休憩を多めにとって、全国各地にある道の駅を思いきり堪能してみてはいかがでしょうか。









