さすがはアプリリア! 良いにキマっている270度パラツインの軽量ミドルSS!!
サーキットユースにも対応
APRC(アプリリア・パフォーマンス・ライド・コントロール)とネーミングされる先進的な電子制御が採用され、ライディングモードはストリート用に「ダイナミック」や「コミュート」があります。ハンドル左の十字キーで、4.3インチのカラーTFTディスプレイを見ながら設定できます。

応答性をシャープにする「ダイナミック」、穏やかに快適なライドフィールとなる「コミュート」、それぞれでトラクションコントロール、ウィリーコントロール、エンジンブレーキ、エンジンマップ、ABSの設定が切り替わり、ライダー自身で電子制御の介入度を細かく決められる「インディビジュアル」も備わります。
トラックモードもあるほか、さらに『RS 660 エクストリーマ』には逆シフトパターン時でもクイックシフターを有効にできるソフトウェアも搭載。サーキットユースにも対応しています。
前後サス&ブレーキも死角なし
足回りも強力に武装されています。インナーチューブ径41mmのKYB製の倒立式フロントフォークは120mmのストローク量を持ち、プリロードと伸び側減衰力の調整が可能。前輪ブレーキはラジアルマウントキャリパーと320mmディスクの組み合わせです。

アルミ製スイングアームはクランクケースにて支持され、リンクレスでモノショックと接続。130mmのホイールトラベル量を確保しました。
サーキットでなくても切れ味鋭いハンドリングは大きな魅力で、ワインディングを目指すツーリングも楽しいはず。ポテンシャルは高いけれども、剛性が高すぎないシャシーやフレンドリーなハイパワーエンジンはストリートをメインにした用途にも最適です。
もし、ミドルクラスのスーパースポーツを選ぶなら、超有力候補であることは間違いないでしょう。『RS660 エクストリーマ』の車体本体価格(税込)は、181万5000円です。

Writer: 青木タカオ(モーターサイクルジャーナリスト)
バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。自らのモトクロスレース活動や、多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク技術関連著書もある。









