三崎漁港で見つけた『さくらや』は老舗の料理店だった 美味しいアジフライを求めて走る旅
食も観光も充実、三崎の魅力を再確認
「さくらや」の「アジフライ(定食)」は、半身のアジフライが4枚、綺麗に皿に並んでいます。付け合わせはキャベツの千切りです。小鉢は酢の物、ご飯と味噌汁、漬物が付いてきます。

三崎漁港に揚がったアジのフライは、それほど大きくはなく厚みも普通です。箸を入れるとサクッと小気味良い感触で、ひと口食べるとその身は究極にフワッとしています。下味はアッサリで特製ソースと良く合う味です。半身のアジフライなのですが、尾が付いているのが珍しいです。そして何枚でも食べられそうな美味しさです。
味見させてもらった「鮪の三色丼」ですが、こちらも美味しい! 中トロはもちろんですが、赤身が絶品です。ウズラの卵と混ぜたネギトロも美味しいです。
「さくらや」は、鮪だけでなく色々な海鮮メニューが豊富で他の料理も食べたくなります。三崎鮪の刺身と金目鯛の煮付けなどが入った「三崎御膳」などは魅力的過ぎます。次回はこれを食べようなどと思いながら、大満足で「さくらや」を後にしました。
そのまま歩いて向かったのは、すぐ近くにある「海南神社」です。この神社は三浦の総鎮守で天元5年(982年)に建立されました。場所柄もあるのでしょうが、海上安全の祈願をされる人が多い神社です。交通安全の祈願も出来るとのことで、三崎を訪れたライダーにも参拝をオススメしたい神社です。

「うらりマルシェ」に戻ると、黄色い船が桟橋に停泊しています。「にじいろさかな号」という半潜水式の観光船でした。ダイビングスポットまで行くとのことなので、魚がたくさん見れて楽しそうだと乗船します。
出航すると「城ヶ島」との間の水路を通っていきます。三崎の港町を海から眺めるのもなかなか良い体験です。ここではカモメに餌をあげられるということだったのですが、寄ってくるのはカモメではなくトンビ(鳶)です。トンビの餌付けなんてなかなか出来ない体験で、これはこれで楽しいです。
10分ほどでダイビングスポットに到着し、餌を撒くとメジナやスズメダイ、クサフグなどが大群で寄ってきます。それを潜水艦風の船内から見られます。40分ほどですが、盛りだくさんで楽しいクルーズになりました。
半日程度の三崎ツーリングでしたが、食も観光も充実した休日になりました。
■さくらや
所在地:神奈川県三浦市三崎3-2-21
営業時間:11時30分~15時、17時~19時30分(月曜定休)
※木曜日は昼営業のみ
※営業時間、休日は変更となる場合があります

Writer: 増井貴光
旅をライフワークにバイク専門誌などで活躍するカメラマンでコラムニスト。国内だけでなく、アメリカでランドスピードレースやドラッグレースの撮影を続けている。著書としてユタ州ボンネビルで最高速に挑戦するライダーを撮影した写真集『bonneville』と、ルート66を実際に走って撮影した『movin’on』がある。また撮影だけでなく、イベント等の企画・運営にも携わるなどその活動は幅広い。愛車はハーレーFLTRXS、ホンダXR250とCT110
























