ツーリングに最適な国!? 景色や歴史を堪能したスロベニア旅 レーシングライダー大久保光の海外生活
世界最小排気量のWGPマシンにも遭遇
さてお次は、スロベニアで見つけた珍しい世界選手権マシンについてご紹介したいと思います。
その昔、ロードレース世界選手権がWGPと呼ばれていた頃には、今は存在しないクラスもありまして、その中の1カテゴリに50ccクラスがありました。

1962年から1982年まで開催されていたクラスで、世界選手権で開催されたカテゴリの中で、もっとも排気量の小さいクラスです。
そしてそのカテゴリの中で活躍したマシンの1台が、スロベニア(当時はユーゴスラビア)製のマシンでした。TOMOSというメーカーのマシンは最近まで主にモペットを生産するオートバイメーカーでしたが、このWGP50ccクラスではトップメーカーの1つでした。
今回はその50ccのマシンの復元、そして実際にサーキットを走らせている往年のライダーのガレージにお邪魔させていただきました。
初めて見たWGP50ccのマシンでしたが、第一印象としましてはやはりタイヤがとても細いということ。そしてマシンによってはフレームがなく、マシンのフレーム自体が樹脂でできているものもあり、いかに軽量化をするかが鍵となるクラスだったとのことが想像できました。

ちなみに、こちらのマシンの最高時速は200km/hを超えていたとのことで、50ccでそのスピードはとても想像できません。
また最後に、この50ccを直しているグループの1人で、今は交通安全の教師をなさっている方のプライベートガレージにもお邪魔させていただき、個人的なコレクションも見学させていただきました。
こちらにも貴重なマシンがたくさんあって、とても良い経験となりました。
今回のスロベニアの旅では、オートバイを通して様々な方と出会うことができました。これも世界選手権を戦うライダーとしての、楽しみの1つでもあると個人的には思っています。
また是非訪れたい国です。
ロードレース世界選手権50ccクラスのマシン。 pic.twitter.com/SIBgMfvxTU
— Hikari Okubo 大久保 光 (@hikari_No78) September 6, 2024













