KTM「390 DUKE」は見た目も走りもアグレッシブなブンまわしたくなるネイキッドスポーツ!レーシングライダー石塚健の市販車インプレッション

ピーキーな走りが超絶好み!

 それでは走行していきます。

 第一印象はシンプルにとてもパワフルだなという感じ。クラッチをリリースした瞬間は案外優しく、マイルドに感じましたが、アクセルを開けていくと激しい。それからドンツキ感も激しめに伝わります。

 少々クセが強く、若干の扱いづらさまで感じる特性ですが、これが390 DUKE。走りにもトゲを感じます。

KTM「390 DUKE」の走りを楽しむレーシングライダーの石塚健選手
KTM「390 DUKE」の走りを楽しむレーシングライダーの石塚健選手

 エンジンは6000回転ぐらいから一気に元気になる印象で、十分な加速感を発揮。回せば回すほど本領を発揮してくる感じで、ついつい回してしまいます。

 そのくらいの回転数からお尻にジリジリと振動が伝わってきて、長距離走行では少し気になってしまうかも?といった感じ。

 しかしアグレッシブなエンジン特性が非常に楽しい。そしてやはり軽い!

KTM「390 DUKE」の走りを楽しむレーシングライダーの石塚健選手
KTM「390 DUKE」の走りを楽しむレーシングライダーの石塚健選手

 特にコーナリング時は、DUKE 250の試乗時にも感じましたが、一つ下のクラスのバイクに乗っているかのような軽快さを体感できました。

 ヒラヒラ!これはスポーツ走行にもってこいのバイクで、390 CUPが存在する理由を理解できた気がします。

 全てが高速走行やサーキット走行等のハイスピード域でしっくりくるように、セッティングされているというような印象でした。

 逆に町中では少々ギクシャクしてしまう感覚は否めないし、発進の際に時々エンストしてしまうことなんかもあったほどで、乗りこなすにはレベルが高く、乗り手を選ぶなーと思ったのが正直なところ。

2024年型KTM 「390 DUKE」とレーシングライダーの石塚健選手
2024年型KTM 「390 DUKE」とレーシングライダーの石塚健選手

 結論、初心者の方や町中でのんびり走りたい方には250 DUKEを、サーキットのスポーツ走行やエンジンをぶん回して乗りたい方には390 DUKEがピッタリだなと、個人的には思います!

 どちらの車種も特徴が色濃く、大人気のDUKEシリーズを存分に体感できた貴重な機会になりました!

 ということで、390 DUKEの気になる価格(消費税込)は78万9000円。

 今回の試乗を経てとても390CUPに興味が湧いてきたので、いつか参戦してみたいなと思います。それではまた次回!

石塚 健 / Takeshi Ishizuka🇯🇵🏁

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Writer: 石塚健

(レーシングライダー)埼玉県出身の30歳。3歳からポケットバイクに乗り始め、ロードレースというオートバイ競技に参戦。現在は世界各国で活躍できるライダーを目指して日々、活動中。
2019年から、ヨーロッパでおこなわれる「FIM CEV REPSOL Moto2ヨーロピアンチャンピオンシップ」への挑戦を開始。2025年は「FIM 世界耐久選手権」に、フランスのDafy-RAC41-Hondaより参戦し世界タイトルを目指します。自身のチームも立ち上げ「鈴鹿8耐」にも参戦! スポンサー募集中です! 応援よろしくお願いします。

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