バイクに乗ろう! カワサキのネオレトロモデル『W230』に試乗するよ〜高梨はづきのきおくきろく。〜
毎月の8日がつく日は『高梨はづきのきおくきろく。』。カワサキのネオクラモデル『W230』に、いよいよ試乗するよ!エストレアを所有してる私は、『W230』の発売を心待ちにしていました。長い間愛されているWの系譜を試乗を通して紐解いていくよ!
カワサキのネオクラモデル『W230』をお届け
皆さんこんにちは、高梨はづきです。
今回の記事では、カワサキから発売したばかり『W230(ダブリューニーサンマル)』をお届けしていくよ!

先日、カワサキの試乗会が開かれたので、同社のエストレヤを所有しているわたしは気持ち前のめりに参加させてもらったよ!その日、試乗させてもらったのはW230とメグロS1。この記事ではW230を紹介していくね!
Wの歴史をざっくり話すと、1960年に川崎重工が目黒製作所を吸収したところから。メグロを引き継いだカワサキが、1966年にメグロK2をベースとして産みだしたのがX650というバイクで、そこから更に改良してできたのが650-W1なんだ。この650-W1で、世界にカワサキの名前が知られるようになり、その後W400とW800とWの系譜が続いていき、今では長く愛されているモデルに成長したんだよね。
わたしの愛車である、同社のエストレヤは、W800から派生して生まれたバイクなので、このW230とは従兄弟みたいなものかな? Wの新たな仲間が増える瞬間に立ち会えて嬉しい!

W230とメグロS1を出すにあたっては、『伝統』と『継承』というコンセプトで造られたみたい。今回紹介するW230は、初代Wである、650-W1をオマージュしてデザインされたモデルなんだ。
そこで気になるのは、排気量がなんで230クラスなのか?
開発担当者の方たちは、Wとメグロを造るにあたって、当然、排気量をどのクラス帯にするか悩んだそう。久しぶりにWのニューモデルを出すのであれば、やはり初心者の方に選んでもらっても、いつまでも乗っていられるようにという願いが込められ、アンダー250の方向に。
さらに、エンジンはエストレヤと同じ250ccにするかKLX230のエンジンにするかまで絞り込んだところで、トコトコゆっくり走るバイクというジャンルに収まらない、ワインディングをスポーティに走れるようなバイクにしたいということで、エンジンの燃焼効率、エネルギー効率がいいKLX230のエンジンが選ばれたんだとか。Wの歴史と開発者の想いを重ねて知ると、試乗とはいえハンドルを握る手に力が入るね!
まずは、足付きチェックから!
シート高745mmは、わたしの身長(158cm)で両足がしっかり接地するよ。車重は143kgと、非力な女性でも横に立って押し歩きしやすい重さ。上体がしっかり起き上がりハンドルまでの距離もちょうどいい。

そのままハンドルを振ってみたけど、かなり軽い〜! 私の所有するエストレヤはフロントが少し重いから、初めて乗る人にとってはちょっぴり一苦労なんだけど、それと比べたら軽すぎてたくさん左右にフリフリしてしまった。愛車に対してちょっと罪悪感。笑
では、エンジンをかけて出発!
セルボタンを押すと、単気筒のいい音が響く。「ドゥルルルルルルル」という細かく刻むリズム音。カワサキのマフラー専用部署がこだわりを持って造られたマフラーなんだって。Wといえば、音がいいでも有名だもんね。肝入りってやつですな。

少し脱線するけど、試乗会場では、開発の最終段階まで試行錯誤が行われたマフラーが中身剥き出しで展示されていたんだけど、わたし、今までマフラーの中身を見たことなくて、なかなか見れるものでもないと思うのでかなり感動!
マフラーからいい音色を出すために色んな構造があって、吹き抜ける穴の大きさや数でいいサウンドが決まるみたい。今回、W230とメグロS1を出すにあたっても、サウンドの改良が行われたんだって。こだわりを持っていいサウンドを作るって楽器職人さんみたいだよね!

開発リーダー高谷聡志さんは「もっともっとマフラーの音色を追求したかった」と漏らしていたので、本当に職人さんの悩みそのもの。マフラーだけをずっと考えてきたマフラー担当部署の方たちにとって、最高のモノを追求し続けるのが仕事なわけだけど、きっと100点満点の正解はないんだろうね。愛を持って取り組んだから、思うこともたくさんあるのかな、とまるでドラマのようなシーンを想像してみたり。
わたしにとっては、充分いい音だと思ったけど、カワサキのそういうモノづくりへの姿勢が好き!














