帰ってきた道先案内人シェルパ! フレンドリーだけど頼りになる相棒
よりアグレッシブなSもある
今回はKLX230Sにも乗ることができました。シェルパの車体色がミディアムスモーキーグリーン、ミディアムクラウディグレー、ホワイティッシュベージュといった自然と調和するアースカラーを採用するのに対し、KLX230SはモトクロッサーKXシリーズを彷彿とさせるライムグリーン、そしてバトルグレーの設定。よりアグレッシブな印象です。

サスストロークに余裕があり、フロントフォーク200mm/リヤ223mが確保されています。従来モデルはF158mm/R168mmでしたから、新型はオフロードでの走破性をより向上していることがわかります。
最低地上高240mmで、もちろんシェルパ同様にオフロード専用モデルKLX230Rと同様の軽量なアルミスイングアームを採用しています。モトクロッサーKXイメージのブラックアルマイトリムもスポーティとしか言いようがありません。
充実のラインナップ
容量7.6Lの燃料タンクなど車体の基本構成は共通。LCDディスプレイを採用したメーターは速度、オド/デュアルトリップ、燃料計、時計などを表示。スマートフォンとの相互通信ができ、専用のスマートフォンアプリ「RIDEOLOGY THE APP MOTORCYCLE」を使用することも可能としています。

モタードモデルのKLX230SMも登場予定ですから、KLX230シリーズのラインナップは充実しています。豊富に揃ったこの絶好機を見逃すわけにはいきません。車体価格は以下のとおりです。

Writer: 青木タカオ(モーターサイクルジャーナリスト)
バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。自らのモトクロスレース活動や、多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク技術関連著書もある。




















