どんな形か説明できる? バイクのハンドル「セパハン」の特徴を徹底解説
セパハンは、いくつかあるバイクのハンドルの形状のひとつです。一体どんなハンドルで、どのような特徴があるのでしょうか。
どんな効果があるの?バイクのハンドル「セパハン」
バイクにはいくつかの種類のハンドルがラインナップされており、「セパハン」もその中のひとつです。
正式名称は「セパレートハンドル」で、左右のハンドルが繋がっていないタイプのハンドルのことを指しています。
セパハンは「スポーツ性能を追求するため」に考えられたハンドル。スポーツバイクやツアラータイプのバイクに純正で採用されている一方で、カフェレーサータイプのバイクなどをカスタムする際に、よく用いられる傾向があります。
実際に、教習所などで採用されているバイクはバーハンドルのため、セパハンに触れたことのないバイク乗りも多いのではないでしょうか。
ちなみにバーハンドルは、一本のパイプを曲げて作られるハンドルのこと。ネイキッドやオフロードタイプのバイクなど、一般的にバーハンドルが採用されているバイクが多い一方で、ホンダ「CBR650R」やスズキ「GSX-8R」など、現行モデルでセパハンが採用されている車種も、多く存在しています。
では、セパハンにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

まず挙げられるのが、空気抵抗を減らすことができるという効果。
セパハンはハンドルの位置が低くなるため、上半身が伏せやすく自然な前傾姿勢になります。バイクは前傾姿勢になることで、走行する際の空気抵抗を減らすことができるため、高い速度で走行する際の疲れを軽減することにも繋がります。
次に挙げられるのが、見た目の印象を変える効果。セパハンはスポーティーな見た目を演出できるハンドルであり、装着することですっきりとした印象になります。
また、自分自身に合ったハンドルの位置にできる点も魅力のひとつ。一般的に、セパハンはフロントフォークに固定されるため、ハンドルの位置や角度などを変更することができます。
そのため、自身に合ったハンドル位置にすることが可能ですが、純正のものは変えられない場合があるため注意してください。
以上のようなメリットがある一方で、セパハンには確認しておくべきデメリットも存在します。では、セパハンにはどのようなデメリットが挙げられるのでしょうか。

セパハンはハンドルの位置が低く前傾姿勢となるため、低速での走行時に疲労の原因となることがあります。
上半身が前傾するため、腕や背中への負担が大きくなることから、長時間のツーリングは疲れてしまうことも。
さらにバーハンドルに慣れている人にとっては、慣れるまで少し時間がかかる事もあるでしょう。
また、バーハンドルと比較すると、ハンドル位置が低いことから押し歩きがしにくく、ハンドルの切れ角も少なくなるため、小回りが苦手な傾向があります。
そのため、セパハンのバイクで初めて走行をする際は、取り回しや立ちゴケ、Uターンなどに注意が必要です。
加えて、セパハンはハンドルが短いため、ハンドルが転倒時の支えにならず、タンクやエンジンのカバーなどにダメージを受けやすくなると言われています。
さらに、そのハンドルの短さから引き起こしも難しいため、慣れるまで注意が必要なタイプのハンドルとも言えるでしょう。
※ ※ ※
セパレートハンドルの他に、バーハンドルにはいくつかの種類が存在しています。
オーソドックスなタイプである「コンチネンタルハンドル」や、カフェレーサータイプのバイクに多く採用されている「コンドルハンドル」など、その特徴もさまざま。
バイクはハンドルを交換することによって、乗り心地やライディングポジションも変化するため、自分自身の好みやライフスタイルに合わせて選ぶ事がおススメ。
なお、現在乗っているバイクのハンドルをセパハンに交換した場合は、手続きが必要になる事がある点も覚えておきましょう。
具体的には、セパハンを取り付けたことでバイクの全高や全幅が変わった場合は、構造変更の手続きをすることが必要です。









