新感覚!? きんぴら×そば 3種のつゆで楽しむ贅沢「へぎそば」を堪能!! バイクで行く高速道路グルメ

関越自動車道「赤城高原SA」(上り)は、食事の満足度が高いことで知られる休憩スポットです。軽食・フードコート「越後へぎそば処」で、新潟名物として知られる期間限定の「季節の彩りへぎそば」をいただきました。

群馬で味わう越後の味

 関越自動車道を走るツーリングでは、「赤城高原SA」(上り)での休憩はひとつのお楽しみポイントと言える存在です。赤城山の裾野にあって、空気もどこか澄んでいるように感じられるロケーションに加え、フードコートの食事メニューが充実しています。

 今回立ち寄ったのは、軽食・フードコート内にある「越後へぎそば処」(営業時間:10時~22時)です。群馬県に位置しながら「越後」の名が示す通り、新潟の名物を楽しめます。関越道のルートを考えれば、まあ納得です。

 ここで「季節の彩りへぎそば」(1400円)を注文しました。券売機のボタンに「期間限定」とあり、その言葉にはつい惹かれてしまいます。

関越道「赤城高原SA」(上り)で見つけた期間限定の「季節の彩りへぎそば」(1400円)は、日本の料理の魅力のひとつでもある見た目の美しさがあり、食べる前に、涼やかなそばとつゆの具材の彩りも楽しめる
関越道「赤城高原SA」(上り)で見つけた期間限定の「季節の彩りへぎそば」(1400円)は、日本の料理の魅力のひとつでもある見た目の美しさがあり、食べる前に、涼やかなそばとつゆの具材の彩りも楽しめる

 へぎそばは、新潟県魚沼地方が発祥とされ、最大の特徴はつなぎに「布海苔(ふのり)」を使っている点です。布海苔は海に生育する海藻の一種で、これを練り込むことで、そばに独特のコシとツルリとした喉越しが生まれます。一般的な小麦粉のつなぎとは異なる、より滑らかで軽やかな食感になるのが特徴です。

 それを「へぎ」という木でできた浅い箱状の器に、ひと口サイズにまとめたそばを美しく並べて提供するスタイルです。見た目と食べやすさを両立した、伝統的な提供方法です。店頭の看板にも「3つのこだわり」として、「十割そば」「つなぎは布海苔」「へぎに盛る」と掲げられており、本格的なへぎそばであることがうかがえます。

 実際に出来上がりは見た目に美しく、食欲をそそります。ひと口すすってみると、まず感じるのは喉越しの良さです。するりと口の中に入り、スッと抜けていく感覚は、まさにへぎそばならではでしょう。重さを感じさせず、いくらでも食べられてしまいそうな軽やかさがあります。

 そしてこのメニューの魅力は、3種類のつけつゆで楽しめる点にあります。用意されたのは、山菜、とろろ、そしてきんぴらごぼうです。山菜ととろろはこれまで何度か味わったことがある組み合わせで、山菜の風味、とろろのまろやかさはいずれも安定の美味しさで、そばとの相性も申し分ありません。

 印象的だったのはきんぴらごぼうで、これが想像以上に合うのです。ほんのりとした油のコクが加わることで、そばのさっぱりとした味わいに奥行きが生まれ、さらにごぼう特有のシャキシャキとした食感がアクセントとして効いてきます。喉越しの良いそばとの対比も絶妙で、箸が進む組み合わせでした。

 へぎそばの軽やかさと食感は、特徴である滑らかさで成立するものかもしれません。一般的なそばよりもツルリとした口当たりだからこそ、きんぴらの存在感がより際立つものだと感じました。

屋根が設置された2輪専用の駐車スペースは広く、利用しやすい
屋根が設置された2輪専用の駐車スペースは広く、利用しやすい

 そばは低カロリーでありながら、ビタミンB群や食物繊維、さらにはルチンと呼ばれる成分も含まれており、血管を強くする働きがあるとされています。

 ツーリング中でもサラリと軽く食べられて、胃袋への負担も少なく長距離移動の合間の食事としては最適な選択肢のひとつと言えるでしょう。

 結果として非常に満足度の高い「季節の彩りへぎそば」は、群馬に居ながら新潟の味を楽しめるという「関越道らしさ」も含めて記憶に残る食事でした。

【画像】この見た目が美しい!! 圏央道「赤城高原SA」(上り)の「季節の彩りへぎそば」を画像で見る(10枚)

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