見た目オシャレ系の「Wパイコー麺」が豚の脂で旨味増!! バイクで行く高速道路グルメ 首都高「川口PA」
首都高6カ所のPAで、期間限定で開催されている「冬の背徳フェア」(2024年12月1日~2025年2月28日)をご存知でしょうか? 期間中はカロリーたっぷり、背徳感たっぷりの罪深きPA飯を堪能できます。今回は首都高速川口線「川口PA」(上りのみ)で、オリジナルのパイコー麺をいただきました。
「背徳」と言うより、オシャレ系?
首都高6カ所のPAで開催されている「冬の背徳フェア」(2024年12月1日~2025年2月28日)は、期間限定でカロリーたっぷりの罪深きオリジナルPA飯を提供しています。バイクで「川口ハイウェイオアシス(川口PA)」(上りのみ)を訪れました。

各PAのオリジナルメニューは首都高のニュースリリースや各施設に張り出されたポスターなどで事前に知っていたのですが、まさかの「パイコーかぶり」が生じていました。「大黒PA」と「川口ハイウェイオアシス」は、どちらもパイコー麺をフェア商品にしているのです。その味の違いも密かに楽しみにしていました。
さて、早速券売機で「背徳×肉肉 Wパイコー麺」(1280円)を注文します。出来上がりを見ると、「ん? これは背徳というよりオシャレ系ラーメンでは?」と思ってしまいました。
以前に食べた「大黒PA」のパイコー麺は、フェアのテーマに合わせて「これでもか!」というほどジャンクな味付けに徹していましたが、こちらは全く異なる様相で、醤油スープのあっさり系で見た目は美味そうです。
まずは2枚入っているパイコーからいただきます。台湾の定番グルメと言われるパイコー(排骨)は、衣をまとった豚肉を油でカラッと揚げたものです。しつこさはなく優しい味ですが、脂分はたっぷり。この脂が醤油スープに溶けて、気づけば濃厚スープに変化していました。
豚の脂の旨みが増した醤油スープはツルツルの麺はもちろん、シャキシャキの白髪ネギや味玉との相性も抜群です。また、具材には青梗菜が1枚と、酸味がアクセントにもなるミニトマトまで入っています。

肉だけでなく野菜も食べられる充実の一杯。背徳感というテーマとは少し違いましたが、これはこれで十分満足できるものでした。
今回のフェア対象のPAの中では上品な印象で、期間限定とは言わずレギュラー化して欲しいところ。またリピートしてみたくなる味わいでした。
■背徳レベル:2(筆者個人の感想による5段階評価)









