中型免許で乗れるなんて信じられない! ホンダ「NX400」は大型の存在感と中型の扱いやすさが共存する理想的な本格アドベンチャー
レーシングライダーの石塚健選手が試乗した、ホンダ「NX400」をレポートしてくれました。
ほぼ大型バイクな車格でお得感満載
皆さんこんにちは! レーシングライダーの石塚健です。今回のインプレッションは、ホンダ「NX400」をお届けしていきます!
バイクの中型免許は持っているけど大型免許は持っていないという人もいらっしゃると思います。大型免許を取るには運転スキルが不安だとか、体格から扱いやすさを優先したとか、また大型に比べて中型は取得費用を抑えられるなどなど、理由は様々だと思います。
そこで今回は中型免許で乗れるのに大型バイクのようなボリューム感があり、でもって大きすぎないNX400の魅力をお伝えしていきます。
NX400は2024年4月に登場した、400ccクラスのクロスオーバーモデルです。クロスオーバーとは、街中や高速道路などオンロードでの走行性能と砂利道などのオフロードでの性能を兼ね備えたモデルのこと。
「DAILY CROSSOVER」をコンセプトに、フロント部分は鋭角なフォルムでオフロード要素が強め。街中でも映えるモダンなデザインとなっています。
大柄だけどスリムなボディが特徴で、ヘッドライトとテールランプはコンパクト。高い走行性能を発揮してくれるので、多くのライダーから注目を集める1台です。

エンジンは、水冷DOHC4バルブ並列2気筒エンジンの399ccを搭載。
先ずは足着きをチェックしていきます。シート高は816㎜で、僕(= 165cm)が跨ると両足とも地面に接地します。
クロスオーバーモデルは大柄なバイクが多い中、タンクからシートにかけての形状がスリムになっていて、比較的、足つき性は良い方に感じられます。
それではエンジンを始動させ、走行していきましょう。アイドリング時は低めのドコドコ感もありつつ、比較的静かで落ち着いたサウンド。
アクセルを回していくと抑えめなサウンドではありますが、スムーズでキレの良い音が心地良い印象です。
ファーストインプレッションは、低中速トルクが厚く、街乗りでもとても扱いやすい。車重は196㎏とやや重めであるにも関わらず、それを感じさせないコーナーのヒラヒラ感としっとりとした旋回性が絶大な安心感を感じさせてくれました。安心感=楽しい! 安心感が増えると、ライディングを純粋に楽しめるという相乗効果が生れます。

ちなみにフロントは19インチ、リアは17インチのホイールサイズで、足回りもオフロード寄りの柔らかめのセッティング。路面が荒れている場所でも安定感があって、怖くありません。オンロードでも、もちろん自然で快適な操作を実現してくれています。
それからウインドスクリーンの防風効果もかなり高く、長距離でも疲れにくそう。これはツーリング時には、とても重要なポイントです。
オンロードもオフロードも、日常の街乗りから長距離ツーリング、ワインディングまで幅広く対応してくれる、本当に万能なバイクだということが実感できた、今回の試乗。
外観は迫力満点な上にとにかく乗りやすい、バランスの良さが一番伝えたいポイントです。教習車として使用されていることにも納得です。
そんなNX400の価格(消費税10%込)は89万1000円。カラーはパールグレアホワイトと今回試乗したマットバリスティックブラックメタリックの2色が用意されています。
ぜひ参考にしてみてくださいね! それではまた次のインプレッションで!
Writer: 石塚健
(レーシングライダー)埼玉県出身の30歳。3歳からポケットバイクに乗り始め、ロードレースというオートバイ競技に参戦。現在は世界各国で活躍できるライダーを目指して日々、活動中。 2019年から、ヨーロッパでおこなわれる「FIM CEV REPSOL Moto2ヨーロピアンチャンピオンシップ」への挑戦を開始。2025年は「FIM 世界耐久選手権」に、フランスのDafy-RAC41-Hondaより参戦し世界タイトルを目指します。自身のチームも立ち上げ「鈴鹿8耐」にも参戦! スポンサー募集中です! 応援よろしくお願いします。









