ヤマハ新型「XSR155」が“ビームス”仕様に!? 最新の軽二輪スポーツと人気セレクトショップが異色のコラボ!! その特徴は?

ヤマハは、レトロな外観とパフォーマンスを調和させた“Neo Retro”シリーズの新製品「XSR155 ABS」を2026年6月30日に発売します。同モデルの発表の際し、人気セレクトショップ「BEAMS(ビームス)」から生まれた、“外遊び”を全力で楽しむためのプロジェクト・メディア「HAPPY OUTSIDE BEAMS」とのコラボレーション車両も公開されました。

「XSR155」をよりファッショナブルに楽しむ提案

 ヤマハは、レトロなスタイリングと先進の走行性能を融合させた“Neo Retro”シリーズの新たなラインナップとして、軽二輪モデル「XSR155 ABS」を2026年6月30日に市場投入します。

 XSRシリーズとしては初となるこの軽二輪モデルは、”「ファッショナブル」「乗って楽しい」の二刀流”をコンセプトに掲げたネイキッドモデルです

“Neo Retro”は、オーセンティックで懐古的な外観と、その背景にある物語性を持ちながら、最新技術によってエキサイティングな走りを提供するカテゴリーです。2010年代半ばから欧州市場を中心に注目を集め、現在では二輪市場において一つの確固たるジャンルを形成しています。

 ヤマハは国内で2016年に「XSR900」、2017年に「XSR700」、そして2023年には原付二種クラスの「XSR125」を導入し、このカテゴリーを牽引してきました。

 特にXSR125は、その軽快さと扱いやすさから、免許を取得したばかりの若年層やセカンドバイクを求めるユーザーから高い評価を獲得しました。その一方で、既存のユーザーからは「もう少し遠くまでツーリングに出かけたい」「よりスポーティな走りを楽しみたい」といった、さらなる走行性能を求める声が聞かれるようになりました。

 こうした期待に応えるべく、手軽さや扱いやすさという美点は継承しつつ、高速道路での走行も可能な軽二輪モデルとしてXSR155 ABSが新たにラインナップに加えられます。

 XSR155 ABSは、デザインコンセプトを“XSR’s wanderust Bro”と定め、ライダーの自由な冒険心を呼び覚ます「旅の相棒」となることを目指して開発されました。そのエクステリアは、XSRシリーズに共通するシンプルでホリゾンタルなスタイルを継承しています。サークル形状の灯火器類や、タコメーター、スピードメーターなどを大きく表示する丸型LCDメーターが、“先進✕レトロ”という相反する要素を見事に調和させています。

 また、ニーグリップのしやすい燃料タンク形状や、ライディングポジションの自由度が高いタックロールシート、そして本物の素材感にこだわったアルミ製のヘッドランプステーなどが、時代に左右されない普遍的な品質を追求しています。細部にわたる作り込みが、所有する喜びを満たしてくれるでしょう。

 心臓部には、排気量155ccの水冷・SOHC・4バルブ・FIエンジンを搭載します。このエンジンには、低速域と中高速域で吸気バルブの作動特性を切り替えるVVA(可変バルブ)が採用されており、全域にわたって優れたトルク特性とリニアな加速感をもたらします。

 さらに、アシスト&スリッパークラッチを装備することで、クラッチレバーの操作荷重を軽減し、加減速時におけるスムーズなシフト操作をサポートします。

 車体には、優れた剛性バランスを誇るデルタボックス型フレームを採用。足回りには、インナーチューブ径37mmの倒立式フロントサスペンション、軽量なアルミ製リアアーム、そしてリンク式モノクロスリアサスペンションを組み合わせることで、軽快で扱いやすいハンドリング性能を実現しました。フロントブレーキには267mmのディスクと2ポットキャリパーが装備され、優れた制動力とコントロール性を確保しています。

 137kgという軽量なボディに、シート高は810mmに設定されています。アップライトなライディングポジションを生むハンドルやスリムな車体と相まって、コンパクトな乗車姿勢を実現します。

この取り回しの良さや優れた乗降性が、市街地からワインディング、そして高速道路まで、さまざまなシーンを自由に楽しむライディングスタイルを可能にしています。

 ボディカラーは、個性豊かな全3色が用意されました。ハーフグロスのグリーンとマットダークグレーの組み合わせが柔和でファッショナブルな印象を与える「グリーニッシュグレーメタリック2(グリーン)」。トーンを抑えたボディカラーをマットブラックで引き締め、精悍な印象を与える「ライトブルーイッシュグレーメタリック9(シルバー)」。そして、往年のヤマハ車を想起させるグラフィックをあしらったオーセンティックな「ブラックメタリック12(ブラック)」が設定されます。

 価格は53万9000円(消費税10%込)です。

ヤマハ「XSR155」HAPPY OUTSIDE BEAMSコラボカスタム
ヤマハ「XSR155」HAPPY OUTSIDE BEAMSコラボカスタム

 同モデルの登場に際し、ヤマハは人気セレクトショップ「BEAMS(ビームス)」から生まれた、“外遊び”を全力で楽しむためのプロジェクト・メディア「HAPPY OUTSIDE BEAMS」とのコラボレーション車両を発表。

 XSR155を単なる移動の道具ではなく、お気に入りの服やキャンプギアと同じ「自分を表現する大切なピース」として再解釈し、都市生活とフィールドをシームレスに繋ぐ、クールな「外遊びの相棒」として手が加えられています。

 このカスタムで目指したのは、クラシックに寄りすぎない「今の感性」です。主張しすぎず、それでいて乗り手の個性を際立たせるデザインが追求されています。

 カラーリングは、HAPPY OUTSIDE BEAMSらしいアウトドア感を象徴する「シダーグリーン」と、全体を引き締める「ブラック」の2トーンを採用。どちらもマット仕上げにすることで、重厚感とクリーンな印象を両立させています。

 また、一般的に対称的なデザインが多いバイクに、あえて「非対称」の要素をロゴレイアウトに取り入れている点も特徴です。左右で異なる表情を見せるデザインは、ファッショントレンドとしての新鮮味を演出します。

 加えて、乗る人のファッションを主役にするため、配色はあえてシンプルにまとめられています。これにより、どんな装いにも馴染み、日常からフィールドへと自然に溶け込むことで、ライダーそれぞれのライフスタイルを引き立たせます。

 機能面では、ソロキャンプのシーンを具体的にイメージした装備が搭載され、機能性と美しさの融合が目指されました。

 リアには大容量の45Lリアボックスを装着し、グラブバーキャリアやバッグサポートを標準装備。お気に入りのキャンプギアを積み込んで「そのまま外へ」繰り出せる仕様となっています。

 リア周りはフェンダーレス化を施し、軽快でアクティブな後ろ姿に仕上げられています。ボックス横には専用プレートを配し、積載時の視覚的なボリュームバランスを整えています。

 同コラボ車両は、排気量が拡大したことで高速道路にも乗れる特性を見事に引き出した一台と言えそうです。

【画像】高速道路も乗れる粋なヤツ! ヤマハ「XSR155」を画像で見る(30枚以上)

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